幻だった『日本の漬物ではキムチ断トツ』統計
共同通信の記事によると、今まで日本で生産されている漬物の中で断トツ、とされていたキムチは、実際には一度もトップに立ったことはなかった、という事実が判明したそうです。毎年この統計を発表している社団法人食品需給研究センターによると、生産量の推計に際し、確かな出荷量が確認できない部分については、原料野菜の量から換算して推計してきていたそうです。で、キムチも主にこの方法で推計されていたのですが、浅漬けに加工された白菜などの一部まで加算したり、野菜から製品への換算値が高すぎたりしたことが判明して、公表されていた生産量(全日本漬物協同組合連合会のHPより)は実際の約2.5倍だった、という話。別に「やっぱり変だと思っていたんだ」とかいうつもりじゃなくて、実際の2.5倍もの数字が堂々と世の中を渡り歩いていたんだなあ、ということが何だかおかしくて、思わずクスッと笑ってしまった、というだけの話なんですけどね。何だか微笑ましいような感じもする。(笑)