東京の地下鉄、ゴミ箱復活。
東京メトロ(うーんまだ言い馴れないなあ:旧営団地下鉄です)が、JRが採用したのと同じような中身の見えるゴミ箱を、全161駅・251箇所に来週月曜日から再設置する、ということを昨日発表しました。95年の地下鉄サリン事件でしばらく完全撤去されていて、その後一時期確かあったよなあ・・・と思っていたんだけど気がついたらいつの間にかまた姿を消していましたが、それは昨年3月にスペイン・マドリードで起きた列車同時爆破テロがきっかけだった、というのは今回の発表を伝える読売新聞の記事で初めて知りました。そうだったんだ。さて、ゴミ箱が復活するのはうれしい話ですが、果たしてそのあいだ、以前はそこに捨てられていたゴミ、ってどこに行っていたんだろう?みんな持ち帰っていたのかな?(私は確かにそうだったような:もしくは歩いているときに通りがかったコンビニのゴミ箱に捨ててたり:スミマセン)そう考えると、この数年のあいだ、ゴミの処理費用をあまり負担せずにすんだ東京メトロにとっては結構オイシイ話(安全確保、を建前に費用を浮かすことができた)だったのかも?なんて思ったりも・・・ちょっと計算してみましょう。251箇所で、各箇所ゴミ箱3つづつ、1日3回交換するとして、1回一箱ゴミ袋特大サイズ(70リットル)1個分の容量で365日分、と仮定すると年間で特大サイズ82万4535袋分、となります。たとえば港区では事業系有料ゴミ処理券が特大サイズで一枚378円ですから、それをそのままあてはめたとすると824535袋x378円=311,674,230円!なんと、年間3億1200万円近くが浮いていた、という計算になります。すごいなこりゃ。