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カテゴリ:海外旅行
目の前には、イタリアンレッドも真っ青の、もんのすごい赤。いや、これ以上ないというくらいの赤。いや、もう世界の赤はここから生まれたのかというような赤・・・・う~ん、うまくいえませんが、とにかく真っ赤なワンピースに真っ黒なジャケットをはおり、サングラスを頭にのせたおばさんがいます。日本じゃないんだからこれくらい派手でもって思ってみても、周りを見渡してもこんな感じの人はいません。思い切り浮いています。
この人が二日目の午後の現地ガイドさんです。日本人です。 この人、見た目がこんなに派手なのに、性格は地味め(?)な感じなんでしょうか、ぼそぼそ話すんですよ。(話自体はイヤホンガイドなので聞こえます) そのギャップがまた気になってしまいまして。 そんな人の後をぞろぞろついて歩き、最初の観光場所に向かいます。 フェレンツェの町並みです。人がたくさんいます。どれが観光客で、これが地元の人なのかぜんぜん分かりません。みんな外人さんだもんで。。。 真っ赤で真っ黒で、そんな強烈キャラ(ガイドさん)がいるのでは集中して観光できないよ~、なんて思っていたのですが、いざ最初の観光場所に着いたら、そんな心配は一切無用でしたね。いや、すごいんだってば! でけ~~~!!!! って、ただそれだけ。ガイドさんのことなんて、モンゴルあたりまで飛んじゃってました。 そんなわけで、最初の観光場所はフィレンツェのドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)です。ご覧ください。 これはドゥオモの隣にあるジョットの鐘楼です。これもでかいです! 1枚目の写真に人が写っているので、それと比べてもらえれば大きさが分かると思います。 2枚目、3枚目、4枚目の写真も窓や模様から、最初の写真と比較してもらえば大体大きさが想像できると思います。 ちなみに、4枚目がドゥオモの正面の扉の上なんですが、この距離からだと見上げるようにして建物を撮らないと、扉も入れて撮ろうとすると写真が全部扉になってしまうのですよ。 建物の模様は別に色を塗ってあるわけではなくて「大理石」なのだそうです。 白と赤と緑の大理石で模様を作ってあるんだとか。 ちなみに1296年(日本だと鎌倉時代)から作り始めて、1436年に完成したとか。140年もかかってるのね。 そんなわけでうまく写真に納まっていないのは、被写体の常識外れの大きさもあるんだけど、もうひとつ理由があります。 それは、日本の寺院ででかいの、たとえば東大寺なんかだと、ひろ~い寺の敷地があって、その中にどど~んと建っているので、写真に納まりますが、イタリアの教会って街中の一角にふと(いや、「ふと」っていうでかさじゃないけどさ)あるんで、全容を写真に収めようとしても、入りきらないんですよ。下に翌日の自由行動のときに撮った写真でちょっと暗いけど、もう少しひいて取れているので一応載せてみます。正面はこうなっているんです。 ごらんのように、夕方になり教会がしまると、観光客や地元も人が集まってきて腰を下ろします。目の前は狭いですが広場のようになっていて、おもちゃのようなものを売る人なんかもいす。アドバンス4番も翌日の自由行動のときは、ここで一休みしました。 そしてこれが内部の写真です。内部でも別に写真禁止というわけではなかったのですが、あまりバシバシ取れる雰囲気じゃなかったので、ちょっと少なめですが。 これはクーポラ(半円形のやね)内部の天井画です。 アップにしてみるとこんな感じ クーポラ、一番分かりやすいのは外観を撮影した写真の3枚目です。右側のオレンジの屋根です。 ドゥオモの中は、あくまでも教会ですので、整然としていて荘厳な雰囲気が漂っていました。 何しろスケールがすごい上に、概観の彫刻や、建物内部のステンドグラス、天井画と見所は満載!!しかしドゥオモの見所はここだけではないのです。 すぐ隣にサン・ジョバンニ洗礼堂があります。そこの入り口の扉にはミケランジェロをして「これは天国への門だ」と言わしめた、彫刻が施されているのです。現在は本物は博物館にあり、ここにあるのはレプリカですが。 これがその写真・・・・っておい!!しーは何を撮っているんだ(> <) 完全に写真下に見切れている黄金の扉こそが「天国の門」です(^^;) そんなわけで、下に翌日に撮ったもので少し暗いのですが、載せてみます。 これが「天国の門」です。繊細な彫刻が施されています。 ドゥオモを堪能した後は、詩人ダンテの生家まで行きました。ってか次の観光目的地に行く途中にあるわけです。 ダンテの生まれたうちが! そのまま残ってる! すごいことです。すごい町です、イタリアの町は。歴史とか、歴史的建物とかそんなのが大好きなアドバンス4番にとっては、もうこの上ない幸せな町なのです。 さて、ダンテが生まれた家が目的地に行く「ついで」ということは、次の目的地はさぞすごいんだろうな~?ええっ? って事になるんですが、今回の日記は写真も満載でお届けしているので長くなっちゃいましたね。ここら辺でいったん区切ったほうがよさそうですね。 そういうことで、続きはまた今度書きますね。 こぼれ話 ドゥオモももちろん観光地ですが、その前に教会あるわけです。あくまでも教会なのです。教会に観光客用に公衆トイレを用意しますか?しませんよね。だから公衆トイレはありません。っていう雰囲気がバリバリしていました。 町並みも古いので、公衆トイレを作るスペースもありません。 イタリア観光の鉄則は「トイレに行けるときはいっておけ」です。 うちのサイトです。よろしければのぞいてみて下さいm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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中国もそうだと聞きますが、大陸の建物はスケール大きいのが多いですよね。写真では見ていても近くで見るととっても感動した物です。
それにしても赤の人見てみたいですね。知り合いだったら怖いですけど... (2007.11.23 18:45:49)
long riderさんへ
スケールが大きい上に、石の文化ですからね。木の文化の日本とはまったく違います。 もう、本当に感動しましたよ(^^) 赤い人、すごいです。しーが思わず写真撮ったくらいなんですが、やはり写真だと本物ほどインパクトがないのと、顔がばっちり写っちゃってるので、載せられないのが残念です(> <)( (2007.11.24 16:24:07) |