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カテゴリ:燃費技/燃費考察
SuperMID C-1 が発明された 2005年、それまで主流だった33km/h以下に落ちたらBレンジにシフトして回生量を増すというマニアック技が、Dレンジのままでもメカブレーキが働いていない状態では、同等の効果が得られるということで私はBレンジブレーキをやめていました。
しかし、g-monさんのブログにてコメントされた、g-monさん、きみゅさん、どっぷりーさん、Nowさん、Navajoさんなど、いまでもたくさん使っている方々が多いようです。 通常の走行速度域でBレンジにシフトすると、エンジン停止中でもエンジンがかかりエンジンブレーキが働きます。 ところが、33km/h以下の速度域でBレンジにシフトすると、エンジンはかからず、回生量を増すことで制動力が上がります。 これを利用する場面を再評価してみたいと思います。 赤信号がそこそこ先にある場合、ソフトなブレーキング(ダッシュボードに置いた物がずり落ちない程度)にして、回生効率を高めます。このときメカニカルブレーキは働いていないだろう、と言われています。ブレーキのペダル踏込量を数値で表すと、SuperMID C-1 で 23、燃費監督で 20程度以下です。 このペダル値以下を維持できている状態でBレンジにシフトして回生量アップしても、制動力が強まり減速が早いので回生できる距離が減るため、Dレンジのままでいるのとトータルの回生電力は変わらないと思います。 しかし、もっとブレーキの踏込量が強め(一般のドライバーのブレーキング同等の減速Gを感じるレベル)で、メカニカルブレーキも介在する状態だと回生効率は落ちます。 このとき、Bレンジにすれば回生効率はほぼ倍(充電電流も倍)になった分、メカブレーキに割り当てられる分が減ることが期待できます。 これらが応用できる場面として、 1)不意の赤信号とか先行車の右左折停止で、ブレーキが強めになるときは、33km/h未満でBへシフト でも、制動距離は短いのでかなり面倒ですけど。 2)下り坂で33km/h以下でブレーキを踏みながら進む場合 いずれも、メカブレーキを発生するようなブレーキ踏込量の場合(SuperMID C-1 で 23以上、燃費監督で20以上)。 ただ、33km/h以下のブレーキでいつもBレンジに入れてしまえば、ブレーキペダル値を見なくていいのでオールマイティかもです。とくに(2)は有効かもしれません。 EVボタン操作といい、またまた、運転中の仕事が増えますね(^^; 注意: ・Nレンジから直接Bレンジには入りません。 Nレンジ滑空→33km/h以下→Dレンジ→Bレンジ→フットブレーキの順でなければなりません。 ・Nレンジ滑空中、不意のブレーキをした場合あわててDレンジシフトしても通常の回生電流は期待できません。 追記:その後の検討結果はこちら。私は従来通りDレンジでいきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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