a fluent reader への道
英語のインプットはできるだけ音(聞くこと)で行うほうが良い。とくに子ども達の場合(英語育児、児童英語)は、ある程度の発語があるまでは文字を意識させないぐらいが良い。と思っていた。読めるようになると、聞くことをしなくなる、文字で確かめたくなる、ような気がしていた。まずは音から、と言う部分は大切のようにまだ思うが、読めることで(文字が気になって)聞くことができなくなってくると言うのは、こども達では当てはまらないのかもしれない。3才からのえいごのキリ君に会っててから、そんなことを思い、読み聞かせだけでなく自分で読めるように音読マラソンを、ぼちぼち続けている。簡単な英語なら話せる4年のジョージは、come,go of 、here 、in 、box 、catなどなど簡単な単語は、読み間違えることはなく、またin the box.などは、一文字づつでなくリズミカルに読める。ところが、全く初めての絵本で、1ページに1語ずつ知らない単語が出てくるともうボロボロ。苦しそうになってくる。フォニックスの知識らしきものも使っているらしいのだが、適当に読み進むことができない。先日、scholastic reader level 2のDINOSAURを読んでいたときもそうだった。1ページに数語しか書いていないので、簡単だと思って読もうとしたのだが、ほんとに最初のページからDinosaurs lived long ago.Fossils tell us what we know.Fossils とknowが読めなかった。knowは、kを発音しようとしていた。スカラスティックのリーダー用の絵本には読もうとしている子ども達に、Dear Parentsと言う部分で親がしてあげれることが書いてる。そのひとつに、When your child struggles,you can help by providing the word.お子さんが、読みづらそうなときは、その言葉をいってあげましょう。と言うのがある。まずは、読むことが苦痛にならない配慮が大切だと別のところにも書いてあった。つまりかけたらすかさず、beaks,sail,plates,powerful,spikes,bony frills,crests and bills,sharp claws,strong jaws,fough,youngなどを足してやった。面白いことに、Some dinosaur eggs hatched in a nest.のhatchedは読めて、in a nestを、iin the nestと読んでいた。はー。少し難しかったけど、読めた。と、ジョージが言った。(めでたしめでたし)ネイティブのこども達も、何もせずにすらすら読めるようにはならないのだということが最近良くわかってきた。英語を母語とする国の教師や親達もあれこれ苦労して、工夫をしているのだ。読み聞かせの次に、こども達が自分で読むことを促す活動に、shared readingと言うのがある。繰り返しの多い本(パターンドブック)で、決まったところだけを読ませたり、文字を追いながらリピートさせたり(エコーリーディング)。横でついて、わからない語をいってやる読みのサポートも、こんな活動の一部なのだろう。さて、リーパーすみ子先生のWSでは、読みをはじめるまでにしておくことからその後の工夫、いろいろなことが聞けそうです。お申し込みは、関西は、6月15日スタート。東京は、7月1日スタートです。