近況と引き寄せ成果 その2
書くといいつつ、忙しさにかまけてほったらかしていた。さて、続きを。数年前にこうなって言ったらいいなと思ったことは今どうなっているか?ということ。上二人は終わって、三番目から。ジョージそこそこの進学校である公立高校3年生。英語・英検に関しては、小学校5年生で準2級をとって以来部活やなんやですっかりご無沙汰。中2でオーストラリアの派遣団に選ばれ渡豪。英語はできると思っているらしく、たまにまるちゃんに英語で話しかけ英会話を楽しんでいる『バカ』。中3では、一応受験勉強はするが、6.7割程度の努力をするかしないかのところで特別選抜入試に合格。運がいいのか悪いのか。そこから今日まで約3年間まともに勉強することもなく、ぎりぎりの出席日数と、ぎりぎりの成績で卒業を目指している。普通の公立の進学校の普段の授業は課題の答えあわせと小テスト。本人曰く「くそオモンナイことしかない。」ところが、320名中300名は、課題を完璧にこなし、小テストでは名前が貼り出される満点を狙っている。東大・京大・阪大をはじめ100-130名が国公立となる学校。(年によって割合は変わる)出されたものは、ちゃんとやる、上位を狙う、のが当たり前の雰囲気があるらしい。波に乗れなければ、辛く、自信もなくなる。生きてる感覚がなくなったと逃走してみたり、1週間寝たきりになってみたり(ご飯は食べるがいつも寝ている)テストは受けるが、やる気が出ないとほとんど何も書かず0点を取ってみたり。ビリギャルソン。そんな中、成績を気にして(中学ではトップクラスにいたけど、高校になるとみんながそんな子達でがんばってもあんまり上位につけないなど)、友人関係で、その他もろもろでと、2年生の秋までに8名の同級生が転校(退学)していった。ジョージ君の状態で、通い続ける勇気というか根性というか、友人たちは『レジェンド』と呼んで応援してくれている。オモンナイ、といってる割には、2年生以降、友人との関係はどんどん良くなっていった。そして、学校行事だけは積極的。合唱コンクールデパートリーダーをしたり学祭で、オタ芸をみんなで習って披露したり。3年生では、ゲームアーケードの宣伝部長を勤めたり。修学旅行も思いっきり楽しんだ。休みの日には、友人と花火、カラオケ、Wiiの大乱闘大会や遊戯王カードゲーム大会担任は3年間同じ人物。生物教師であり、魚の研究者としてもそこそこの実績を持つ学者でもある。足を向けて寝られないほどお世話名になってる。ちなみにこの先生、朝の雑談はとても興味深いのだが、授業は淡々としていて聞く気にならんとジョージは言う。入試内容を網羅するためには仕方ないのか。項目を読んで、ノートにまとめる、ワークをといて答え合わせ。それの繰り返しなのだそうだ。別にいいと思うんだけど、ジョージには何が気に入らないのか?生物好きなら生物ぐらい100点取ればいいのに。教科書に書いてることは知っていることを別の言葉で書いてあるだけで、そのとおりの言葉で書かないと、点数ももらえないからやる気がしない。などとほざいてる。何十年も前だけど、私自身は、理科の部分は、生物と化学を選択。生物はいつも95点以上だったと思う。覚えれば何とかなる科目。特に生物が好きだったわけでもないが100点だって数回取ったと思う。なのに、生物系志望のジョージが、欠点ぎりぎり。意欲も持てないというのはどういうことだ。1年生、2年生とあわせて10回以上三者面談や4者面談(担任以外に主任も)を繰り返し、進路変更(転校・退学・単位制、認定)についていろいろ話も出たが、本人は断固卒業までがんばると譲らなかった。譲らないけど、心を入れ替えがんばるわけでもなく、いまだ卒業が危ぶまれている。そんな状態でも、学校で受けたGTECとやらの英語テストは、リスニングは満点筆記をあわせてもはかれるだけの最高レベルは取れたという。(満点でなくてもスコアで出る)そして進研模試では、英語だけだが長文を中心に得点をあげ、偏差値68程度 校内30番台/320をマーク。英語で受ければどこか大学はいけるぞと担任に言われている。(でも、やりたいのは海洋生物。英語だけじゃだめ。)それなのに学校の定期テストでは英語は欠点。いまどきの高校英語はオールイングリッシュが基本のはずなのに、授業もテストも30年前と何も変わらず。淡々とテキストや市販の単語帳の英文を覚えるのみ。訳語も、授業中先生が行ったとおりとか、単語帳の翻訳と同じ言葉でなければ正解とならないらしい。英文を読めばなんとなく分かるものもあり書いてみるが、まるがもらえないという経験を数回すると、どうせ見てないから書いても無駄だと記号部分しか書かなくなってしまった。最終的には、3年になれたのだが、留年になる原因を作って、最後の最後まで、会議にかけられていたのは『英語コミュニケーション』という科目だった。GTECでは、校内1位(一人ではないだろうけど)の英語コミュニケーション能力があると診断された子が、英語コミュニケーションの科目で留年するなんて・・・。GTECの評価は科目の成績とは別のものと考えているようだった。それじゃぁ、何のためにテストを受けてるの。最終的には、提出してなかった提出物をぎりぎりにでも出したことが数値化され単位がもらえたようだった。そんなこんなで、頭を打って、3年はさすがにまじめにやるかと思いきや、手ごわいわ。ジョージ君。担任の勧めで、発達障害検査を受け、心療内科で一応の『適応障害』の診断書をもらってきた。出席日数が、6月中旬でもうぎりぎりとなり、後期に入って超えてしまった場合の猶予材料画必要だと判断されたからだ。頼むよ。ジョージ。卒業が決まるのは、12月。それまで、日々戦いは続く。つづく