1364224 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ドクターイワタの認知症ブログ~東海エリア最高の治療実績~

ドクターイワタの認知症ブログ~東海エリア最高の治療実績~

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Favorite Blog

Comments

コメントに書き込みはありません。
Jun 5, 2022
XML
長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト​

春爛漫2~長久手南クリニック~​
15年前に国産杉や楓で出来た純木造のクリニックを建てました。待合室は吹き抜け天井、無垢の木を組み上げ、天井板にも無垢の杉板を施工してあります。中央には薪ストーブがあり、壁は珪藻土が塗ってあります。開設当初は喫茶店と間違えて若いカップルが入って来ました。敷地には山里に広がる広葉樹と山野草が植えてあります。
長久手南クリニック

ジューンベリー@長久手南クリニック

ツツジ@長久手南クリニック

フリージア@長久手南クリニック

ムラサキシキブ@長久手南クリニック
​症例報告~抗認知症薬なしで認知症は改善できる~
まずは過降圧に対する降圧剤減量(収縮期血圧=130-160mmHgを目標に血圧調節)、高脂血症治療薬(スタチン)中止、プロトンポンプ阻害剤(胃潰瘍・逆流性食道炎治療薬)中止から始めましょう。認知機能低下にフェルガード100M1-2錠、脳血流低下にルベストPRoDR1-2Capを勧め、プレタール(先発品)50-100mgを開始しましょう。

既往歴:しなのクリニック①レザルタスHD(オルメテック20mg/カルブロック16mg)②レミニール16mg。施設からの紹介である。物忘れ、幻視、物盗られ妄想、暴言を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③左側頭葉萎縮軽度、④左海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:4、ピックスコア:5、嗜銀顆粒性認知症(AGD)/脳血管性認知症(VD) として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:7.5/9、改訂長谷川式:10/30、近時記憶0/6と高度低下していた。暴言にレミニール16mg中止した。BP137/68。物とられ妄想のためBP140-160mmHgを目標に降圧剤調節するように診療情報提供した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:15/30(+5)、近時記憶3/6(+3)と中等度改善、上記周辺症状はすべて消失した。BP139/75。降圧剤調節しておらず、レザルタスHDからLDへ減量した。甲状腺正常。一般採血:Alb3.7,Zn75以外異状なし。VitB1=21,VitB12=296,葉酸=5.5。

インターネット検索で来院された。既往歴:R3/10階段から転倒、尾底骨骨折。R4/3/6-3/14妹(日進市)に避難。物忘れ、感情失禁、食欲低下、意識欠如、現実と過去が混同し悪い方向へ考えてしまう、夫への被害妄想、家事や生活への意欲低下を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③右>左側頭葉萎縮軽度、④右>左海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:5.5、ピックスコア:2、レビー小体型認知症(DLB)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:21/30、近時記憶2/6と軽度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にバイアスピリン100mgを開始、ルベストPRoDR1Capを勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:27/30(+6)、近時記憶5/6(+3)と著明改善、易興奮、眠りが浅い、寝ている間に動く、夜間せん妄が出現したためロゼレム8mgおよびリボトリール0.25mgを開始した。甲状腺正常。一般採血:Alb3.4,TG193,Zn61以外異状なし。VitB1=30,VitB12=780,葉酸=10.9。低アルブミン血症および亜鉛欠乏症に栄養指導を行った。2か月後、夜間良眠、REM睡眠行動障害、夜間せん妄消失した。

インターネット検索で来院された。既往歴:H10/10肺アスペルギルス症、東名古屋病院。物忘れ、易興奮を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③右側頭葉萎縮軽度、④右海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:1、ピックスコア:5、前頭側頭葉変性症(FTLD)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:9/9、改訂長谷川式:21/30、近時記憶3/6と軽度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプレタール50mgを開始した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:22.5/30(+1.5)、近時記憶4/6(+1)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:Alb3.9,Zn74以外異状なし。VitB1=20,VitB12=344,葉酸=8.2。ビタミンB12低下症にメコバラミン0.5mgを開始した。

インターネット検索で来院された。既往歴:H12/10脳梗塞、左不全片麻痺、愛知医科大学。よねづ内科クリニック①プラビックス75mg②ムコスタ300mg③デパス0.5mg④ザイロリック100mg⑤エパデールS900mg⑥リポバス5mg⑦ガスター20mg⑧ベタニス50mg⑨ユリーフ4mg。物忘れ、昼間傾眠、嚥下困難を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮なし、③側頭葉萎縮なし、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:3、ピックスコア:0、混合型認知症(MIX)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:18/30、近時記憶2/6と中等度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)に腰痛のためルベスト回避。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:22/30(+4)、近時記憶5/6(+3)と中等度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:Alb3.8,TCL150,Zn75以外異状なし。VitB1=41,VitB12=518,葉酸=4.6。高齢者(65歳以上)に対する高脂血症治療薬の投与は認知症、骨粗鬆症(ビタミンD欠乏症)、糖尿病の原因になるという論文報告があり、総コレステロール(TCL)200以下の場合、スタチン減量または中止としている。今回の血液検査でTCL150と低値であり、リポバス5mg中止を依頼した。

インターネット検索で来院された。既往歴:いしはらクリニック①アムロジピン10mg②リピトール10mg③ユベラ600mg④アリナミンF75mg⑤ミコンビBP(ディオバン80mg/ヒドロクロロチアジド12.5mg。物忘れ、易興奮、物盗られ妄想(孫がお金を盗る)、歩行不安定、小刻み歩行、左歯車様固縮を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④左海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:4.5、ピックスコア:2、レビー小体型認知症(DLB)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:22/30、近時記憶5/6と軽度低下していた。易興奮のためアリナミンF75mg中止、高齢(65歳以上)のためリピトール10mg中止、BP130-150mmHgとなるように降圧剤調節を依頼した。認知機能低下にフェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にバイアスピリン100mgを開始、ルベストPRoDR2Capを勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:24/30(+2)、近時記憶5/6(+-)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:Zn71以外異状なし。VitB1=180,VitB12=484,葉酸=6.4。

ヤマザクラ@長久手南クリニック
​小麦高騰の今こそ小麦を止めて米や米粉を食べよう~米と米粉でグルテンフリーを実践しよう~​
小麦の高騰のため小麦製品の値上げが進んでいます。戦後、小麦はパン、パスタ、シリアルの材料として日本に入ってきました。小麦の消費量に比例して、様々な病気が増えてきました。小麦粉に含まれるタンパク質をグルテンと言います。牛乳に含まれるタンパク質をカゼインと言います。グルテンやグルテンは分解しきれないまま腸に送られてしまいます。また粘り気が強く、腸に張り付いてとどまり続けます。すると身体は異物と認識し、自分で自分の腸を攻撃します。とどまることによる腐敗も起こり、慢性的な炎症に。そして細かい穴が開き、食事で摂った栄養や、排泄するはずの有害物質が体内に漏れ出し、栄養失調(吸収障害)や全身の炎症を起こします。これをリーキーガット症候群(腸管壁浸漏)といいます。また損傷した腸では、通常は通過できない食品や物質が通過してしまうため、アレルギーを発症しやすくなります。身体の各部位に対するアレルギー反応が起こると、その部位を攻撃することになります。
リウマチ、橋本病、関節炎、全身性エリテマトーデス、クローン病などの自己免疫疾患が代表的な疾患です。身近な病気では、糖尿病、花粉症、蕁麻疹、片頭痛、緑内障、過敏性腸症候群、それ以外にもアルツハイマー型認知症、統合失調症、ADHD、自閉症、うつ病、パーキンソン病、てんかん発作、流産、癌など限りがありません。筋萎縮性側索硬化症などの難病と言われる原因不明の病気は、これらの自己免疫機序によるものと考えられています。
それでもまだ小麦製品を食べますか?認知症になりたいですか?癌になりたいですか?難病になりたいですか?小麦高騰の今こそ小麦を止めて米や米粉を食べましょう。米が余っているから飼料用米を作らせている政府の方針も愚かとしか言いようがありません。小麦ともう一つ乳製品(バター以外)も同じ事が言えます。小麦製品と乳製品を食べるのを止めれば医療費の削減になるでしょう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Jun 18, 2023 04:06:21 PM
[認知症専門外来と専門往診の二刀流] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.