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カテゴリ:思想・哲学・歴史
言論界の長老と、元在特会会長にして都知事選候補者である桜井誠氏を同列に置くのは、いろいろと反論があるでしょうが、あくまで、両氏や他の方々の発言を聴いた上での私個人の感想にすぎません。
西部邁氏については、改めて述べるまでもないのでしょうが、日本の言論人で、この人ぐらい言葉というものにこだわる人も珍しいです。 言葉の語源や定義について厳格さを求めることは、議論を正確に、かつ、厳格に進めるためには不可欠の事柄なのでしょうが、そういったことは、他の言論人には、ないがしろにされているように思います。 したがって、言論自体に深みが無く、また、その言論に意義を感じることも出来ません。 おそらくは、西部邁氏のすごさは、西洋思想についての膨大な知識量がその背景にあるのでしょう。 さて、桜井誠氏。 西部邁氏に比べてみれば、相当な小者の部類に属するのでしょうが、彼が、ネット上で配信している動画を視聴すれば、世間で認知されているようなヘイト・スピーカーなどでは決してないことが、明らかになるでしょう。 むしろ、一点の曇りもなく、正しいことを主張しているように感じられます。 さて、左翼的な日本人?は、けっこう多いですが、もともと、左翼という生き方には無理があります。 なぜなら、ラフな言い方をすれば、日本が共同体的志向の強い社会だからです。 したがって、その無理を通すために、自らの人格や気質、さらには、社会の歴史や文化などもねじ曲げざるを得ないのです。 一方、出自がお隣の国の方も相当な数日本に暮らしていますが、そういった場合、自らの人格や気質はそのままでしょうが、日本社会の歴史や文化を自分たちに合うように変形していかなくてはならない動機があるわけです。 左翼といわゆる在日外国人の親和性が高いのには、そういった理由も考えられます。 それが、桜井誠氏のお得意のフレーズ「おかしいでしょ」につながってくるのです。 特に、在日朝鮮人に対する街宣活動が過激?なために、ヘイトスピーチ法成立の戦犯のような扱いを受けていますが、その主張するところは、極めて、的を射るものです。 おそらく、桜井誠氏と相対して、議論に勝てる親朝鮮派言論人はいないでしょう。 それは、無理にねじ曲げられたものとまっすぐなものの強さの違いです。 日本は、かなりの数の在日朝鮮人が、政財界、マスコミ、芸能界等々に深く入り込んでいるようです。 それも、きちんと自らの出自を明らかにして活動しているのなら文句を言う筋合いもないのでしょうが、通名とかいう不自然極まりない制度のもとに、日本人を装って活動しているのです。 そのような現実に危機感を抱き、まっすぐな言論で、現状の打開を主張し続ける人物は、下手に現実との妥協を模索して筋を曲げるような多くの言論人に比べれば、はるかに偉大でしょう。 ちょっと、持ち上げすぎましたか? ところで、保守ではありませんが、三大の残る一人は、オタク評論家(古い言い方で済みません)岡田斗司夫氏だったのですが、ちょっと前に発覚した女性スキャンダルで、いっきに推す気が失せて以来、リストから除外しました。 ただ、氏の博識ぶりも相当なものだと感じられますので、大いに、もったいない気がしますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.07.21 06:24:45
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