三月号の「月刊ムー」の特集は、ちょっと、いただけなかった?
常日頃思っていることですが、仮に宇宙人(この地球由来でない高度な知的生命体)が存在しているのだとしたら、優秀な研究者たちが大真面目に宇宙に生命の痕跡を探しているのは、実に愚かな所業になります。すでに、地球人と宇宙人が共同して、宇宙防衛軍が組織され、巨大な宇宙船であちこち飛び回っているといった内容の三月号「月刊ムー」の一解説記事には、さすがに、ノンフィクション風がみじんも感じられない内容となっていました。最近、月や火星の表面を撮影した画像に、なにやら人工的なおかしな構造物が写っていると指摘されることが増えているようですね。それを、安易に冒頭で定義した宇宙人に結び付けるのも仕方がないことなのかもしれませんが、話が地球人と宇宙人との共同による宇宙防衛軍などというものに飛躍すると、胡散臭さが半端ありません。それも、宇宙防衛軍の巨大な基幹船、超高速の恒星間飛行も可能で、現に、そのようなことも頻繁に行われているようなので、SF映画のあらすじを読まされているようにも感じられます。今や、科学の衣を存分にかぶった「月刊ムー」ですが、三月号のこの記事は、一昔前に先祖返りしたかのようです。地球何十億年かの歴史において、知的生命体の誕生をなにもここ数千年に限定することはないのです。それらの文明人が月や火星に進出していたとしても問題はないわけです。その方が、荒唐無稽な話をでっちあげる?よりも、はるかにあり得る話でしょう。まあ、仮に地球由来の宇宙人がいるとして、彼らがどこを根城にして、どれだけの文明の発展度にあるのかは、大いに興味がありますがね。