ここ最近の数学のお勉強状況
無料の高校学習講座で数学I・A・Ⅱ・Bをさらっとおさらいしました。「家庭教師のトライ」が運営している「Try It」です。かなりな量の動画なので、まともに視聴していると挫折してしまうのですが、動画の再生速度を1.4倍に上げ、わかりきったところを飛ばし飛ばしすることで、1ヶ月近くで終了。その後、大学教養程度の微積分に挑戦しています。しかし、手頃な参考書がほとんどないんですね。石村園子著「改訂版 すぐわかる微分積分」を使って勉強しています。まあ、私みたいな初学者向きとは言えるのでしょうが、唐突に説明されるところがちょこちょこ出てくるんですね。こういうのが一番困りますね。唐突な説明だから、もちろん「?」となってしまう。どこでつまずいているかというと、「平均値の定理」の発展形?である「ロルの定理」だとか、「コーシーの定理」だとかいうやつですね。これらの定理が理解できると、0/0の形の関数の極限値をいとも簡単に導き出せるということなのですが、その原理が、説明を読んだだけではまったくわからないんですね。説明の中に関数の媒介変数表示とかが唐突に出てきます。「普通の関数表示の仕方で、説明できないのかよ?」と、心の中で叫んでしまいます。そこで、困ったときの神頼みというのでしょうか?「EDuPA」の長岡亮介先生の高校数学Ⅲの講義動画の中で、「平均値の定理」からその発展形の解説までなされていて、それを何度も繰り返し視聴して、なんとなくわかるようにはなりました。それと、数学と並行して、電磁気学も勉強しています。東京電機大学出版局から発行されている「電気基礎上・下」という本を使っています。かなり古い本ですがね。これは、工業高校向けに書かれた本ですから、普通高校で学ぶ物理の電磁気学と大学で学ぶ電磁気学の中間といったレベルでしょうか?いずれにせよ、大学教養程度の数学をマスターしなければ、電磁気学の入り口にさえ立てないはずですので、険しい道ではございます。