大島には数多くの民謡があるが、東京を代表する曲にまでなっているのが「大島節」。東京ばかりではなく全国的に知られるようになったのは大島生まれの民謡歌手である大島里喜の功績が大きい。哀愁を帯びた節回しと独特の声は「ふるさと」そのものではないだろうか。今日から当館で「大島里喜の伊豆大島の唄」が聞けるようになったので紹介したい。唄は「大島節」「大島かっぽれ」「大島飴うり唄」「えんさかほい」「七島甚句」「大島どんどん節」「あんこ節」「大島茶摘み唄」「大島よほほい節」「つるつる節」「牛飼い唄」「舟に乗る人」の１２曲。