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2016/04/01
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カテゴリ:映画・音楽・芸能
キレイになりたい気持ちが最高の美容液。ワタシらしいワタシでいるために使っているものです


我が家の周りの桜も満開となり、明日は近所の遊歩道で桜祭りが開催される。
日本人は本当に桜が好きですね。
この季節になると読みたくなるのが藤沢周平の『山桜』

今年は本でなく、田中麗奈が主演したDVDを借りてきた。
原作は20ページの短編なのだけど
とても丁寧に作られていて
笹の葉でチマキを作るシーンや風光明媚なロケーションなど
小説の行間まで見事なくらいに描いている。
いい映画だなあと『藤沢色』にハマッテいる私は大満足

野江は最初の夫に先立たれ、勧められるままに磯村家に嫁いだが
金儲けしか頭にない義父と夫
そして再婚であることをさげすむ義母にいじめられ
つらい日々を送っていた。

大きな満開の山桜を眺めている野江(田中麗奈)が山桜に手を伸ばした時
『手折ってしんぜよう』と表れた男前の侍が東山紀之。
かつて野江を妻に望んで果たせなかった手塚弥一郎は
野江のことを一途に思い続けていたのです。
『幸せでござろうな』と問われて戸惑う野江。

飢饉が続き、重い年貢で農民たちの生活は困窮していた。
藩の重臣は新田開発を唱えて年貢を納めるように圧迫するが
その裏で私服を肥やして豪邸を建てているのが明らかになる。
その窮状を目の当たりにした弥一郎は
遂に悪政をたくらむ重臣を斬ってしまう。

弥一郎を非難する磯村家で弥一郎をかばう発言をした野江は
離縁して実家に戻る。
弥一郎の減刑を願う野江が弥一郎の母を訪ねるシーンには泣かされました。
悲しみを押し殺して野江を温かく迎える
弥一郎の母親役の富司純子とのやり取りは絶品です。

野江役の田中麗奈って、こんなにいい女優さんだったっけ?
ジッと耐えるだけでなく
自分の意志をしっかり持った野江を熱演していた。

檀ふみは前からすごく好きだったけど
☆5個あげたいくらい良かったなあ・・・
結婚に失敗した娘を温かく迎え
陰ながら応援する優しい母にピッタリはまってました。

蝉しぐれ・たそがれ清兵衛・隠し剣 鬼の爪・武士の一分
と藤沢作品の映画ってはずれがないね。
心にジンワリとくる、いい映画でした。


 

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Last updated  2016/04/01 10:02:39 PM
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