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商品を見る→国家の品格 藤原正彦 836円 新聞で彼の名前を見つけると切り抜いて何度も読み返す。 新田次郎と藤原ていの血筋からか 文章が簡潔で適度にユーモアがあり、とても読みやい。 『国家の品格』では数学者である著者が 「論理よりも情緒が大事だ」と論じており 情緒を育む形が武士道精神だ。 今の日本はこれが廃れてしまったと言っている。 彼の考えに違和感がある人がいるかも知れないが 私が保守的なのか それとも剣道一家の人間だからなのか 共感できることが沢山ある。 彼は 『弱い者がいじめられているのを見て 見ぬふりをするのは卑怯だ』 と父親から常に言われていたので 弱い者いじめを見たら身を挺して助けに行ったという。 父の教えが良かったのは『それには何の理由もない』 『卑怯だから』でおしまいだったことで 藤原氏は、ひたすら父の教えを守ったという。 卑怯を憎む心をきちんと育てないといけない。 法律のどこを見たって 【卑怯なことはいけない】なんて書いてない。 だからこそ重要なのだ。 という彼の言葉に深く頷いてしまう。 『卑怯を憎む心』を 多くの日本人がもてば、世の中は変わると思う。 ランキングに参加しているので応援クリックしてくれたら嬉しいです♪ にほんブログ村 育児・3人兄弟/姉妹ランキング ・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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