出典 季節の花300
こんにちは。
今朝はこちらでも粉雪が降りました。
昨日の陽気がウソのようなお天気ですね。
北海道地域はすごい吹雪だとか。。
気温差に翻弄されております。。
さて
アカデミー賞が発表中ですね。
ノミネートの時から何かと波乱含みでしたが
レオナルド・ディカプリオ
今度こそ!の受賞になりますかどうか。。
ヤマトリカブト
日本各地の山野などで自生する
キンポウゲ科の多年草
地下には根茎があり
茎は直立
葉は交互して生え3~5個に深く裂け
表面に光沢があります。
夏から秋に青紫色の兜状の花を咲かせる。
ご存知の通り
日本三大有毒植物のひとつ
日本で確認されている
トリカブトの仲間は30種といわれています。
ヤマトリカブトはその中の一種で
特に毒性が強いらしい。
そのため、トリカブトたちの花色は
青紫の他にもピンク、白、黄色っぽいものまであり
美しいので切花として生け花に使用されることも
あるらしいですね。
◆
山に生えるトリカブトという意味ですが
トリカブトというのは
古来装束の鳥兜・烏帽子に花の形が
似ているから
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有毒部分は全草 特に塊根
有毒成分
アルカロイドのアコニチン、メサコニチン、
アコニン、ヒバコニチン 他
中毒症状
嘔吐、呼吸困難、多臓器不全 他
経皮吸収や経粘膜吸収もされます。
春の山菜採りの季節に
ヤマトリカブトも芽吹きますが
セリ、ニリンソウ、ゲンノショウコ、ヨモギ などと
似ているため
安易に採取するのは厳禁です。
また、先日のレンゲツツジと同じく
蜜や花粉にも毒があるので要注意
昆虫たちには蜜源ですが
養蜂家はこれを採集することはありません。
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猛毒ですが
塊根を乾燥させたものは漢方薬にもなり
烏頭(うず)または附子と呼ばれるそうです。
(厳密には塊根の部位によって名も用途も違うらしいのですが
一般的には附子と呼ばれているらしい)
生薬名は「附子(ぶし)」
毒名は「ぶす」と呼ばれるらしい。
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早いもので今日で2月も終わりですね。
明日から年度末
色々なものをスッキリさせて
4月を迎えたい気分です