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カテゴリ:日本史
安倍首相が真珠湾を訪問するという。犠牲者の追悼ということに誰も異を称えることはないのかもしれない。また、米潜水艦が突然浮上して高校生たちが犠牲になった「えひめ丸」の沈没地点でも祈りを捧げるらしい。
この行為に、悪くはないんだけど、意図がどこにあるのか?なんか変、という感じがする。これが露出され、善意の大衆にウケて、また支持率が上がるんだろうな⤴️! 選挙の折の争点隠しと似た臭いがするんだけど。人々をケムに巻いといて当選したら、あとは「そんなこと言ってないよ」と知らん顔するみたいな感じ。 さて、その真珠湾には、ボーフィン号という潜水艦が展示されているそうです。今日の東京新聞一面に出ていました。 この船は真珠湾攻撃から一年後に進水し、「真珠湾の復讐者」という異名を持つ船で、日本の商船や日本軍の船など44隻を沈め、対馬丸もその犠牲になったそうです。 対馬丸は、1944年8月、沖縄の児童や引率者を乗せて、那覇から長崎県に向かっていた学童疎開船で、ボーフィン号の魚雷攻撃を受けて、10分ほどで沈没。 乗船者1,788人のうち約8割の1,482人が犠牲になったそうです。 生存者は、約280人。 那覇市にある対馬丸記念館の理事長、高良政勝さんは、当時4歳、この事件で両親と兄弟計9人を失い、海上を漂流していて漁船に救助されたそうです。 高良さんは「もし、真珠湾攻撃がなければ、沖縄の子どもたちも対馬丸で疎開することはなかった。戦後70年余り続く沖縄の米軍基地化もなかったのではないか」と語ったそうです。 知らされていない戦争の悲劇を、多くの人たちと共有したいですね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.12.26 19:52:38
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