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カテゴリ:憲法に守られた平和
東京新聞の、骨の折れやすい障害で電動車椅子を使いながら子育て奮闘中の伊是名夏子さんの「障害者は四つ葉のクローバー🍀」というコーナーがあり、いつも楽しく読ませていただいています。
今回は「改憲草案にショック」。いただいてご紹介します。 書き出しはこんなふう =五月三日は憲法記念日。現政権は憲法改正を目指していて、その案を見た私はショックを受けました。 今の憲法二十四条では「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し」ですが、自民党の改憲案では「のみ」が削除されています。 私は結婚の時、夫の両親や親戚から大反対を受けました。私たち二人の意思が一番大切だと信じ、悩みながらも貫きましたが、草案ではそれが軽視され、複雑な気持ちになります。 また「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない」が新たに加わり、家族の支え合いが強調されています。 (中略) もし家族で支え合うことが絶対視されたら、ヘルパー制度がなくなるかもしれないと危機感を募らせました。 もちろん家族で助け合うことは大切です。でも障害のためにできないことを家族だけでカバーすれば、仕事をはじめ、生活のあらゆる活動が制限されます。 家族が介護で倒れたら、障害のある人は自宅で生活できなくなります。 障害者と結婚したパートナーは面倒を見ることが義務になり、夫婦は「パートナー」というより「介護する側・される側」になるでしょう。 母親が一人で担う「ワンオペ育児」もさらに増え、虐待も増えるかもしれません。 考え過ぎでは?と思われるかもしれませんが、私は草案を読んで、とても怖くなりました。 今、私ができることは、改憲反対の候補者に選挙で一票を投じること。そして思いを口にし、仲間を増やすこと。 みなさんも一緒に「理想の生活」を思い描きながら、憲法について考えてみませんか?= ☆という、伊是名夏子さんでした。私たちの暮らしの全てに関わってくる憲法。首相を先頭に憲法を守るべき与党の国会議員が安易に改憲を叫んでいます。 国民の私たちも、安易に「お任せ」なんてしないで、次の世代のために、いろんなことをしていきましょう! 丈夫できれい!バラのアンジェラちゃんです(^^♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.05.05 10:56:17
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