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テーマ:ワイン大好き!(30238)
カテゴリ:沖縄のおいしいもの!
今夜は、沖縄ハーバービュー・ホテルのレストラン『ベルビュー』で、ワイン&グルメフェアー『和と洋のコラボレーション』というイベントがあったので、行ってきました。
和食の料理長と、ベルビューの長嶺シェフ(今回は、下にシェフの写真も載せさせていただきましたョ。)のガチンコ…、いや、コラボによる、とってもゴージャスな一夜。ジャンルの垣根を越えた、バラエティー豊かな料理に、ニコラ・ジョリーや、プリューレ・ロックといった、ビオディナミ(自然派)のワインを合わせてしまうというコンセプト。すごくワクワクしますよね。ごらんのように、テーブルのセッティングも、和のテイストを取り入れて、とっても落ち着いた感じです。 まずは、秋を感じさせる食材をふんだんに取り入れた『前菜』(左下の写真)と、シャンパーニュ。レイモン・ブラールという作り手のクリュ・ブリュット・レゼルヴと、クリュ・ブラン・ド・ブランをいただきましたが、特に、ブラン・ド・ブランは薫り高く、ニュアンスも豊か。おいしかったですよぉ~。 前菜には、卵の黄身のみそ漬けや、鮎の甘露煮なんかも載っていて、スタートから、すっかりノックアウトされてしまいました。 続いて、『魚介類の刺身とマリネ』(右下の写真)。これも、いろいろな素材が段重ねになっていたりと、かなり細かく手の入った一皿。れんげに乗っていたウニもおいしかったですよ~。 『秋野菜とミーバイ(沖縄最高の高級魚、ハタの仲間)の炊き合わせ、生ハムと香草風味』(左下の写真)が出てくるころには、『世界で最も健康なワイン』としてドイツのDGUHTという政府機関に認定されている『ニコライホーフ・イム・ヴァインゲビルゲ』の『グリューナー・フェルトリナー スマラクト 2003』(下の写真で、ソムリエールの宮里さんが持っているワイン)や、お待ちかねのニコラ・ジョリー『サヴィニエール レ・ヴュー・クロ 2004』(下の写真で、ソムリエの比嘉さんが持っているワイン)が登場 特に、ニコラ・ジョリーのワイン(左下の写真)は、黄金色をした、豊かな風味を感じさせるワインで、口に含むと、空気のようにふわっとした柔らかな感触。これって、前日に抜栓して、何度もデカンタージュしたからなんだそうです。以前に、ニコラ・ジョリーのワインを飲んだとき、何となくピンと来なかったのですが、今回は、とっても納得できたような気がしました。う~ん、ニコラ・ジョリー、恐るべし。 続いて、『伊勢エビの蒸し煮、トリュフ風味』(左下の写真) これはおいしかったですよ~。 伊勢エビの身を白菜巻きにしてあるんですが、身のまわりには、トリュフをたっぷり使ったソースがたっぷり。一口食べると、トリュフの風味が、モワッ 最高です。 そして、これでもかという感じで、メインの肉料理は、『シャラン産鴨胸肉のロティとフォアグラ、県産和牛の西京焼き』(右下の写真)です。来ました、来ました、プリューレ・ロックの『ニュイ・サンジョルジュ クロ・ド・コルヴェ 1999』。いつもながら、微妙な不透明さ。独特の果実味と樽のニュアンスのバランス。それに、何となく、古き良き時代を彷彿とさせるようなふんいきも感じます。これをもっと甘くすると、ポンパドゥール夫人が飲んだ『ロマネ・コンティ』やナポレオンが飲んだ『シャンベルタン』みたいな感じになるのかなぁ…(そんなの、誰も飲んだことないから、想像するのは勝手ですよね)、などなど、思いを馳せつつ、楽しませていただきました。 今回は、デザートも、ご覧の通り、盛りだくさん。しかも、あずきなど、和風の感覚も取り入れた力作です。デザートには、先ほどと同じ、ニコライホーフの『ズーセンベルク グリューナー・フェルトリナー アウスレーゼ 1999』をいただきましたが、ほかに、比嘉さんが、『キナート・ボルゴーニョ』というフレーヴァード・ワインを紹介してくれました。キナの樹皮などで香りをつけてあって、甘く、ちょっとだけ、サルノコシカケとか、漢方薬とか、養命酒みたいな風味があります。これ、お休み前の一杯や、葉巻のお伴にもいいかもしれませんね。
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最終更新日
October 7, 2006 10:29:41 PM
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