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July 2, 2007
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カテゴリ:音楽
昨日は、一昨日に引き続き、『パレルモ・マッシモ劇場』の公演を聴いてきました。スマイル 昨日の演目は、マスカーニの『カヴァレリア・ルスティカーナ』と、レオンカヴァルロの『道化師』。『カヴァレリア・ルスティカーナ』も、シチリアを舞台にした演目、しかも、実際にあった話をもとに作られていて、主人公たちの住んでいた家や、居酒屋などがそのまま残っているということ。日頃、物語を身近に感じる環境で演奏している彼らが、どんな演奏を聴かせてくれるのか、とても楽しみですよね。

しかも、指揮は、シチリア出身の巨匠、マウリツィオ・アレーナです。アレーナは、1935年生まれということなので、今年で72歳!びっくり しかし、72歳とは思えないエネルギッシュな指揮ぶりでした。とくに、『道化師』は、後半で乗ってきたためか、もともと好きな作品なのか、身振りも激しく雫、迫真の演奏でした。最近でも、各地のオペラハウスで活躍中で、アレーナ・ディ・ヴェローナなどにも登場しています。アレーナ・ディ・ヴェローナでの、『蝶々夫人』や、『ナブッコ』のDVDでも指揮をしていますね。それにしても、70歳を越えても、この気迫! ホント、カッコいいですよね。スマイル

アレーナの指揮は、一昨日のランザーニとは違って、いかにも巨匠らしい、線の太い音楽を作り出していました。アレーナの指揮を聴いた後で、ランザーニの指揮を思い出してみると、ランザーニの場合、細部まで非常に緻密に計算されたバランスてんびん座が設定されていたように思います。とてもよくコントロールされていた感じ。しかし、アレーナの指揮では、合唱も、パーカッションもボリューム全開きらきら。もちろん、ソリストも、どんどん彼のペースにはまりこんで、壮絶な歌唱を聴かせていました。『道化師』で、ネッダが殺される直前の、カニオとのやりとりなどは、本当に壮絶炎でしたよ。

一昨日の『シチリアの夕べの祈り』で、圧倒的だった舞台装置。今回はどんな演出になっているのか、開演前からすごく楽しみでした。スマイル 『カヴァレリア・ルスティカーナ』の幕があくと、透けるカーテン越しに、巨大な階段と、提灯を模したライトで十字架が浮かびあがりました。この階段は、『道化師』でも、ちょっとふんいきを替えて登場。こちらでは、客席の役割を果たしていました。『カヴァレリア・ルスティカーナ』で、復活祭の情景が描かれていくなか、キリストと聖母マリアの御輿なども登場、とてもゴージャスなセットです。演出ノートによると、『カヴァレリア・ルスティカーナ』は黒を基調にした舞台、『道化師』は共通の素材を使いながらも、白を基調にした舞台になっているんだそうです。復活祭の模様や、女性たちの華やか衣装と、ヒロインの衣装などに使われた黒、劇団の小道具の華やかな色彩と、主人公の顔のおしろいや、舞台背景や衣装にさりげなくさしはさまれた白といったコントラストも見事でした。世の中のお祭り騒ぎとは隔絶された、一人の人間としての苦しみ、というんでしょうか。何か、とっても哲学的でさえありました。

今回も、『衣装を付けろ』など、有名なアリアの部分で、会場からすすり泣き涙ぽろりが聞こえていました。今回は、女性よりも、男性が泣いている方が多かったようです。美しい女性を巡って、男が、決闘したり、殺人を犯したり…。男のロマンをくすぐるところがあるんでしょうね。あっかんべー

 『蝶々夫人』    『ナブッコ』

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最終更新日  July 2, 2007 03:32:29 PM
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