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カテゴリ:経済小説
交渉術/佐藤優
□ 交渉術は、善でも悪でもない、価値中立的な技法なのである。 □ 敵の倫理を深く知ることは、交渉術の要諦のひとつである。 □ 交渉を行うことで、こちら側の利益が損なわれることが明白である場合は、交渉を行ってはならない □ 自らが持っている物や情報の価値は、交渉によって相手と交換するときになって初めてわかるということだ。 □ 秘密警察は、事故を起こした人物を少なくとも、65歳になるまで監視し続けることである。 □ 信頼関係が十分に構築されていない情報提供者や工作員に指令を与えたり、カネを渡すときは、必ず立ち合いをつける □ とにかくこの国で仕事に無理は禁物だ □ 今回は、天の利、地の利、人の利という順番で説明をした □ 余計な言い訳はしない方がいい □ それはそちらの事情で、僕がだれと会うかは、僕が決めるので御配慮無用 □ 相手が好意的誤解をしているときには、それを放置しておくこともインテリジェンス交渉の要諦だ □ 何も見返りを求めず、相手の懐に入ることによって、自己の利益を極大化するのが交渉の弁証法だ □ 本物の交渉は相手の懐に飛び込んで行わなければならない □ 嫉妬心が希薄であるということは、他者の嫉妬に鈍感だということだ □ 外交やインテリジェンスの世界では、すべてが結果責任だ □ 人間は欲望をもつ存在だ。その欲望をどのように付け込んでいくかが交渉術の要諦なのである □ 過去の歴史をよく勉強しろ。現在起きていること、また、近未来に起こることは必ず過去によく似た歴史のひな型がある。それを押さえておけば、情報分析に誤ることはない □ 人間研究を怠るな。その人間の心理をよく観察せよ。特に嫉妬、私怨についての調査を怠るな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/08/08 09:26:12 AM
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