4月1日(水)12時34分 Reuterz
リーマンショック以来どん底の不況下にあえぐ山中温泉でも、奇跡の成長を続けるビンボ・ホールディングス(代表・瓶棒工事氏)が今度は「マイ・スイーツ・ロード」ブランドでアイスクリーム事業に乗り出し、注目を集めています。
商品はすでに8種類9品目が試作の段階を終え、生産ラインへに乗っている様です。瓶棒社長によりますと、「地元の天然食材が中心だが、ベースに山中温泉の湯そのものが使用されているのが特徴。それを、山中漆器に盛って提供する。温泉と漆器という両座標軸から、アイスでありながら、暖かいイメージが拡がっているのが分かるだろう。コンセプトはずばり『漆器と温泉の融合』だ」 さらに、瓶棒氏は「温泉アイス、あるいは温泉アイスクリーム、温泉ジェラード、という商品は現在
google の検索で現れない。すなわち正真正銘、わが社のオリジナルだ。すでに民間検査機関に『商漂登録』してあり、今後同名の商品が市場に出回れば、すべて偽物と考えて欲しい」と早くもコピー商品の出現を牽制。
今回のプロジェクトに対し、迎え撃つ立場のハーゲソダッツ・ジャパンとサーティーン・ワンは「我々の商品とは基本的に性格が異なり、従来の市場を脅かすものではない」と冷静を装っていますが、同社に対し水面下で開発の断念を要求している、との噂もあり、アイスを巡るホットな戦いは、冬季五輪以上に目が離せません。
※左・芭蕉一行枡に盛った「おはぎジェラード」 My Sweets Road というブランドにはアビーロードに模し、食べ歩く4人の姿とともに、
George Harrison の "My sweet lord" を巧みにかけあわせている。/ 右・ 伝統の木製漆器で戴く「インパクト酒粕アイス」 特に芭蕉一行枡等に関しては3月8日午前11時30分~放映予定のNHK
プロジェクトX かがのとしゅんしゅん便で。