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テーマ:ニュース(99432)
カテゴリ:政治問題
集団的自衛権の行使を前提とした安保法案は合憲であると主張する安倍首相に、その根拠を尋ねたら「砂川事件の判決」を挙げたと、9日の東京新聞が報道している;
2015年6月9日 東京新聞朝刊 12版 1ページ「『安保法案 合憲』強調 首相 砂川判決を引用」から引用 砂川事件の判決は日本国としての集団的自衛権の行使をテーマにした裁判の判決ではないのだから、首相の説明は欺瞞であることは素人にも判るし、多くの法律専門家も一様に「集団的自衛権の行使容認」の根拠にはならないと指摘している。にも関わらず、そのような常識の指摘に耳を貸さず、百年一日のごとく「砂川事件判決があるから、集団的自衛権の行使は憲法違反ではない」などと念仏のように唱えるだけというのは、情け無い話だ。また、記者団が「集団的自衛権行使の基準があいまいではないか」と指摘しても、それに答えないという態度は誠実さに欠ける。当ブログが落書き同然のゴミみたいなコメントを無視するのとはワケが違って、一国の首相ともなれば、国民の些細な疑問にも誠意をもって応える誠実さが不可欠である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年06月19日 13時32分30秒
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