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2016年04月02日
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テーマ:ニュース(99410)
カテゴリ:文化
 移民大国といわれるフランスで大ヒットしたという映画「最高の花嫁」について、16日の東京新聞コラムは次のように書いている;


 フランスで2014年に公開され、国民の5人に1人が観(み)たというヒット映画の試写をみた。邦題「最高の花婿」は近く日本で公開されるが、はたして受けるか。

 というのも日本人にとってはテーマが少々不慣れなのだ。ネタバレしない範囲で紹介すると、美人四姉妹のいる家庭が舞台。姉妹は次々嫁いでいくが、相手は順にユダヤ教、イスラム教、そして中国人。両親は四女こそ自分たちと同じカトリック信者と結婚してほしいと願うが、四女が選んだのは・・・。

 多民族・多宗教が混在する移民大国フランス。異人種間の結婚は全体の2割近くを占めるといわれ世界一だ。映画はかの国でありえないとは言い切れない内容なのである。

 そして日本公開。なじみの薄い宗教の儀式や習慣やフランスが抱える植民地支配の負の歴史が映画のベースだけに日本人にとって分かりにくいのは確か。ただ、今ほど人種や宗教の差異を認め合い、「違い」を受け入れる寛容さが問われている時代はない。

 万人にお勧めしたいが、とりわけ観てほしい人がいる。メキシコ国境に移民対策の壁を造るとか、イスラム教徒入国拒否など暴言を重ねるT氏。「日本を取り戻す」と拳を振り、時に波風を立ててしまう、あの人も。フランスは女性活躍や少子化対策に成功した国だ。保健所、いや保育所不足や一億総活躍のヒントも得られるかもしれない。
(久原穏)


2016年3月16日 東京新聞朝刊 11版S 5ページ「私説論説室-あの人も観てほしい」から引用

 この記事が示すように、現代は人種や宗教の差異を認め合い「違い」を受け入れる寛容さが問われる時代です。そして、日本と韓国の場合は、仏教と漢字文化という大きな共通項があり、顔つきも似ているし、互いを受け入れ協力して未来を切り開く上で大きなアドバンテージを共有していると思います。それにしても、フランスを始めとして、イギリス、オランダ、スペイン、ポルトガルといった西欧諸国は、中東、アフリカ、アジア、南米と、ことごとく植民地支配して富を収奪したという負の歴史があり、必要な補償も和解もしてこなかったために今頃テロという形でツケが回ってきているのは不幸なことです。








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最終更新日  2016年04月02日 18時44分03秒


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