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2018年05月22日
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テーマ:ニュース(99444)
カテゴリ:ニュース
昨日の欄に引用した東京新聞の記事の続きは、映画を制作したマシュー・エディー氏のインタビュー記事も掲載している;


 軍隊のないコスタリカから何を学ぶか。映画「コスタリカの奇跡」共同監督で、脚本も手がけた米国の社会学者マシュー・エディーさん=写真=が4月に来日した際に話を聞いた。
(聞き手・安藤美由紀)





――映画を撮ろうと思ったきっかけは。

 「私は非暴力や平和学を学んできた。コスタリカのような、軍国主義とは違う道があることを、米国人に知ってもらいたいと映画を作った。米国では軍隊がない社会を現実と受け止めることが難しかったようで、『学べることはない』という意見が多かった」

――軍隊を持たない選択は、小さな国だからできるという指摘がある。

 「それは違う。小さい国でも外交力や国際法で国は守れると考えるべきだ。大国は貿易相手国が多く、国際社会でも影響力があるから、もっとできるはずだ」

――日本の憲法9条をどう評価するか。

 「9条はコスタリカの非武装憲法より世界に広く知られている。世界平和を実現するため、積極的に発信してほしい。コスタリカのように初等教育から戦争放棄や人権を素晴らしいこととして学ぶなど、もっとやれることがある

――日本には自衛隊の存在を憲法に明記すべきだとの意見がある。

 「政治指導者が憲法をごく一部でも書き換えようとする際は、その先にもっと抜本的な変化を起こそうとしていると考えるべきだ。大切なのは憲法が成立したときの理念などの原点に戻ること。成文憲法の素晴らしさは、いつでもそこに戻れる点だ」


2018年5月6日 東京新聞朝刊 12版 2ページ「軍を持たないことで国は強くなった」から一部を引用

 安倍首相は現在の憲法に「自衛隊」の一語を書き加えても、状況が変化するわけではないと言っているが、マシュー・エディー氏によれば、政治指導者がごく一部でも書き換えようとするのは、その先には抜本的な変化を起こすことを意図していると考えるべきだと言っています。エディ氏が日本国内の憲法をめぐる状況をどこまで理解しているかは分かりませんが、学者らしい普遍性をもった発言だと思います。





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最終更新日  2018年05月22日 00時01分16秒
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