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2019年07月06日
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テーマ:ニュース(99784)
カテゴリ:ニュース
タレントの松尾貴史氏は、安倍首相の人となりとそれが元で生じた政治の状況について、6月30日の毎日新聞に、次のように書いている;


 この国の最高権力者は、自分よりも強い力を持っているトランプ米大統領のような者にはこびへつらうけれども、自分たちより力を持たない勢力のことを悪し様にこき下ろすことが大好きなようで、自分は6年も7年も権力をほしいままにしているのに経済も文化も教育も人権問題も劣化させるばかりであることは棚に上げて、いまだにたった3年間だけ明け渡した民主党による政権の時代を「悪夢のような」と表現する。

 政敵とはいえ、仮にもこの国を良くしようという公的な集団とその仕事について、最低限の良識や礼節さえわきまえていれば、現在権力の座にいる者としてこのような汚らしい手法でおとしめるというのは恥であることを自覚するものだが、何も感じないようだ。悪夢のように感じていたのは自分と自分の周辺だけだろう。悪夢を見ている国民は、今の方が多い。

 参議院選挙が近づいてきた。通常は、進めたい政策や実績について国会で活発に議論をして、少しでも国民に理解を求めるところなのだろうけれど、現政権与党は争点隠し、報告書隠し、そして安倍隠し(異論を唱えるものがいない場にのみ出演するが)に余念がない。野党4党で合わせて45分という短時間の党首討論をおざなりでやっつけるまではするけれど、単にその絵が新聞やニュースに扱われるための「やったフリ」でしかない。

 規定以上の議員による要求があるにもかかわらず、衆議院の予算委員会は3ヵ月以上開かず、立憲民主党の逢坂誠二衆院議員がそのことについて動議を発するも、否決にして発言すら許さない。野党を数の力でやっつけ、しのいだ気になっているのかもしれないが、これは国民に対する冒とくでしかない。こんな悪辣(あくらつ)でひきょうな政権がかつてあっただろうか。
(後半は省略)


2019年6月30日 毎日新聞日曜くらぶ 7ページ 「松尾貴史のちょっと違和感-強者にこび 弱者こきおろす」から一部を引用

 同じ自民党政権でも、昔の総理大臣はそれなりに教養もあり高い見識をもつ人物であったから、弱小政党を悪し様にこきおろすようなことはしなかった。そんなことをすると自分の品格を傷つけるということもわきまえていたからに違いありません。しかし、安倍晋三氏ときた日には教養はもとより、最高権力者としての心得など皆無で、うっかりしゃべるとボロが出るので滅多に記者会見はしない。やることと言えば、隠蔽に改ざん、強行採決、官僚が書いた原稿の棒読みに、フリガナがないと読み間違えるという付録までついて、どこまで国民を馬鹿にしているのかという有様です。あったものを無かったことにする政治は、そろそろお仕舞いにしたほうが世の中のためだと思います。





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最終更新日  2019年07月06日 01時00分07秒


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