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東京電力が今後44年をかけて福島第2原発を廃炉にする計画であると、24日の「しんぶん赤旗」が報道している;
2020年1月24日 「しんぶん赤旗」 15ページ 「福島第2 廃炉に44年」から引用 福島第2原発は設置許可が出たのが1972年、工事が完成して営業運転を開始したのが1982年で、東北大震災の津波で運転停止になったのが2011年ですから、正常に稼働して電力を生産したのは、およそ30年くらいです。30年間に生産した電力量に電力単価を掛ければ「総売り上げ」が出ますが、この数字から建設コスト、30年間に費やした維持費、廃炉コスト、今後10万年間の使用済み核燃料の冷却コスト、保管料などを差し引いた場合、果たして黒字の「利益」が出るでしょうか。多分、とてつもない「大赤字」になるのではないでしょうか。原子力発電という事業は、資本主義経済の世界ではビジネスとして成立しないものであるということを、私たちは確認するべきと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年01月28日 01時00分07秒
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