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カテゴリ:ニュース
関東大震災が発生したとき、横浜市内のある警察署は約300人の朝鮮人を保護したところ、それを聞きつけた地元の自警団や一般市民がデマを信じて、警察に朝鮮人を引き渡せと押しかけたのであったが、警察署長であった大川常吉氏は群衆を説得して引き取らせ、保護した朝鮮人全員の命を守ったのであった。震災の30年後、在日朝鮮人の団体が大川氏の功績を顕彰して、市内の東漸寺に顕彰碑を建てたのであったが、今年はその顕彰碑を見学に韓国から十数人の中学生たちが訪れたと、1日の東京新聞が報道している;
2023年10月1日 東京新聞朝刊 18ページ 「虐殺から朝鮮人守った故大川署長」から引用 大震災で町中が大混乱となっているところに外国人差別を煽るデマが流されて、関東地区のあちこちで多数の朝鮮人、中国人が自警団や警察官、軍人などによって虐殺されたが、中には正常な判断力を発揮して朝鮮人の保護に務めたまともな警察署長もいたという「史実」は貴重です。韓国の中学生の見学コースに入れることは大事ですが、日本の中高生も北海道や九州から関東地方に修学旅行をするときは、横浜市鶴見区の東漸寺も是非、見学コースに入れて欲しいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年10月18日 01時00分08秒
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