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2024年05月27日
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テーマ:ニュース(99789)
カテゴリ:ニュース
名古屋市長の河村たかし氏が戦死した戦前の日本人の「死」を道徳的行為だなどと時代錯誤の発言をしたことについて、5日の朝日新聞社説は次のように批判している;


 名古屋市で14日、「なごや平和の日」の式典が初めて開かれる。空襲犠牲者らを悼む日を、という高校生の提案を受け、河村たかし市長が動いた。しかし、その河村氏が看過できない発言をした。

 「祖国のために命を捨てるのは高度な道徳的行為だ」と記者会見で語ったのだ。

 哀悼の気持ちは、深いのだろう。「死は無意味なんですか」「犬死にですか」。繰り返した言葉から、せめて犠牲を高く位置づけたいという思いが感じられる。

 実際、戦争のさなか、「祖国」や「高度な道徳」のために犠牲に耐えようとした人もいただろう。しかし、それをいま、為政者の側が持ち出すことには疑問がある。美しい言葉のもとに大勢の人が、死を強いられた歴史から目を背けるわけにはいかない。

 あの戦争の犠牲者は日本だけで310万人、アジア諸国などを入れると、2千万人以上とされる。

 国家が起こした戦争だが、自治体も若者を戦場に送り出し、市民に戦争協力を呼びかけた。河村氏はその自治体の長だ。政治が二度と人々を戦争に駆り立てないと反省し、不戦を誓うのが役割だろう。

 河村氏はウクライナやパレスチナで続く戦闘などを例に国連の無力をいい、国を守ることの意義を説く。それが現実政治と言いたいらしい。

 しかし、ロシアやイスラエルでもいま、政府に抗議し、反戦や非戦を唱える人たちがいる。彼らに対し、道徳的に低い、とは誰も言わないだろう。人が守るべきものは何か。我々はどこに価値を置くべきか。考え抜くことは貴重な営みである。

 あの時代、日本の政治指導者も大義を唱えた。だが、誤算のすえに、取り返しのつかない膨大な犠牲と破壊がもたらされた。二度とこの惨禍を繰り返さない。その決意から、戦後の日本は出発した。

 むろん、敗戦はあまりに惨めな現実だった。直視したくないという願望は、ずっと残っている。惨禍の記憶が薄れ、経済成長が陰るいま、過去を美化する欲求が、より強まっている。その風潮こそが、河村氏に問題のある発言をさせるのだろう。我々は歴史を顧みる勇気をもたなければいけない。

 国を守る意義について、河村氏は、「(学校現場でも)考えないといけない」とも話した。だが、教育への政治介入は決して許されない。これもあの戦争の教訓だ。

 戦争を振り返り、何をどう考えればいいのか。戦後79年にして始まる、なごや平和の日が投げかける問いである。


2024年5月5日 朝日新聞朝刊 14版 6ページ 「社説-河村市長の発言 戦争は道徳で語れない」から引用

 祖国のために命を捨てるのは高度な道徳的行為だという文句は、戦前の大日本帝国政府が学校教育を通じて日本人に叩き込んだイデオロギーであり、教育勅語もこのイデオロギーを国民に受け付ける手段の一つであったが、戦後の日本では国会が教育勅語の廃止を決議したことにより、このような「考え」も日本人は捨てることにしたという事実を、河村たかし氏は再度学習しなおしたほうが良いと思います。
 戦前の日本は、現在の南北朝鮮を植民地支配し、中国の領土の一部を占領して傀儡国家「満州国」をでっちあげ、さらに東南アジアや南太平洋の島々を日本領として占領しましたが、日本のこのような不当な行動を阻止するために、中国のほかに米英蘭の連合国軍とも戦う羽目になりました。このような戦争に動員されて亡くなった日本人の「死」が、「高度に道徳的な」わけがありません。侵略戦争に動員されて死亡した人たちは気の毒ではあっても、客観的にどのような戦争に動員されたのかを考えれば、それは残念なことですが、無駄な犬死にであったと認めざるを得ません。その責任は昭和天皇を始めとする戦争指導者にあることを、私たち日本人は再認識する必要があります。今また、日本の支配勢力は経済活動の面で中国やインドの台頭に押されて落ち目になった経済を、兵器産業で挽回しようと試みだしていますが、戦前の二の舞にならないように監視の目を強めていく必要があると思います。





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最終更新日  2024年05月27日 01時00分09秒


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