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カテゴリ:ニュース
名古屋市長の河村たかし氏が戦死した戦前の日本人の「死」を道徳的行為だなどと時代錯誤の発言をしたことについて、5日の朝日新聞社説は次のように批判している;
2024年5月5日 朝日新聞朝刊 14版 6ページ 「社説-河村市長の発言 戦争は道徳で語れない」から引用 祖国のために命を捨てるのは高度な道徳的行為だという文句は、戦前の大日本帝国政府が学校教育を通じて日本人に叩き込んだイデオロギーであり、教育勅語もこのイデオロギーを国民に受け付ける手段の一つであったが、戦後の日本では国会が教育勅語の廃止を決議したことにより、このような「考え」も日本人は捨てることにしたという事実を、河村たかし氏は再度学習しなおしたほうが良いと思います。 戦前の日本は、現在の南北朝鮮を植民地支配し、中国の領土の一部を占領して傀儡国家「満州国」をでっちあげ、さらに東南アジアや南太平洋の島々を日本領として占領しましたが、日本のこのような不当な行動を阻止するために、中国のほかに米英蘭の連合国軍とも戦う羽目になりました。このような戦争に動員されて亡くなった日本人の「死」が、「高度に道徳的な」わけがありません。侵略戦争に動員されて死亡した人たちは気の毒ではあっても、客観的にどのような戦争に動員されたのかを考えれば、それは残念なことですが、無駄な犬死にであったと認めざるを得ません。その責任は昭和天皇を始めとする戦争指導者にあることを、私たち日本人は再認識する必要があります。今また、日本の支配勢力は経済活動の面で中国やインドの台頭に押されて落ち目になった経済を、兵器産業で挽回しようと試みだしていますが、戦前の二の舞にならないように監視の目を強めていく必要があると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月27日 01時00分09秒
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