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2024年09月28日
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テーマ:ニュース(100120)
カテゴリ:ニュース
立憲民主党の党代表は任期満了で、今月選挙を行うことになっているが、4名の立候補者の中で野田佳彦氏が最有力との情勢が明らかになった8日の東京新聞に、元文科官僚の前川喜平氏は次のように書いている;


 立憲民主党ができた時のことを覚えている。小池百合子都知事が国政に乗り出そうと、当時の前原誠司民進党代表らと談合して希望の党をつくろうとしたが、憲法改正と安保法制の容認という踏み絵を踏まなかったため小池氏から「排除します」と言われた民進党議員たちが、「枝野立て」の声に押された枝野幸男氏を中心に立ち上げた。

 だから、安保法制による集団的自衛権の行使容認を違憲とする立ち位置は、同党の原点だったはずだ。その後の野党共闘は「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」が共産党や社民党との橋渡しをする形で構築されてきた。

 ところが今、同党の代表選で最有力候補と目される野田佳彦氏は、日本維新の会と組もうとしている。今年3月にはBS番組で、関東は立民、関西は維新という「すみ分け」を提唱。8月には維新の勉強会に講師として出席し、候補者一本化を訴えた。しかし維新は安保法制の「存立危機事態」を限定すると言うだけで、集団的自衛権の行使は認めている。そんな党とどうして組めるのか。

 5日の会見で野田氏は従来の安保政策を踏襲すると言ったが、安保法制も踏襲するつもりなのか。2014年7月の集団的自衛権の行使容認の閣議決定以前に戻れと、なぜ言わないのか。党名の立憲の2文字はどこへ行ってしまうのか。
(現代教育行政研究会代表)


2024年9月8日 東京新聞朝刊 11版  19ページ 「本音のコラム-立憲はどこへ行く?」から引用

 その後、立憲民主党は野田佳彦氏を代表に選出して選挙戦は決着し、今後の野党共闘に期待した多くの国民を裏切る結果になった。元はと言えば、野田氏を応援した小沢氏は元自民党幹事長だった人物であり、野田氏ももし選挙区が関西であれば最初から「維新」に入っていて不思議のない人物だったのだから、この二人が手を組めば「集団的自衛権行使」は当たり前、「立憲主義」も遠からず雲散霧消するものと私たちは覚悟しなければならないと思います。したがって、まだ党内で「立憲主義」を大切に考えている議員は、これからは居心地が悪くなることを覚悟するべきだし、場合によっては離党する議員も出てくる可能性はゼロではないと思います。野田氏・小沢氏が考えている「作戦」は、自民党が裏金問題や統一教会問題でここまで評判を落とせば、自民批判票を取り込む「チャンス」だという発想と思われるが、今まで自民党に投票してきた人たちが、果たして「今度ばかりは自民党にお灸をすえる意味で立憲民主党に入れよう」という合理的な判断で行動できるのかどうか、私は大いに疑問だと思います。





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最終更新日  2024年09月28日 10時04分29秒
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