またまた来ました!「ピノ・グリ ’12(ドメーヌ・マルセル・ダイス/アルザス地方)」
毎度ど~もです。フランス南部、バニュルスでワイン造りをしていた日本人夫婦に、年間収入が規定を下回っているため海外退去するようフランス政府が命じた事を受け、「大変な損失だ」と地元の人々が、機関に対し審査のやり直しを求め、その結果、日本人夫婦の滞在期間延長が決定した、との事であります。いい話ですねー。昨年初リリースの、有名レストランにもオンリストされたというそのワイン、1度、飲んでみたいですねー。がんばれ!奥さん、旦那さん!てなわけで!静岡市、葵区の紺屋町(こうやまち)、静岡パルコの裏っ方にある小さなお店、ワインバー&ビストロ「ボナペティ!」のユルユルブログであります。で、話変わって、当店のグラス売りワインメニューの一部が変ったのでお知らせです。先の、ゲヴュルツトラミネール ’13(ドメーヌ・マルセル・ダイス/アルザス地方)が、取り合えず終売したので、替わりまして、同じく「ドメーヌ・マルセル・ダイス」の「ピノ・グリ ’12」を、当面の間、当店グラスワインの「1番!」とさせて頂きます。実は半年前位に扱ったばかりなんですが、すごく美味しいからイーンデス。で、このワイン、その名の通り、使用ブドウ品種はピノ・グリであります。このピノ・グリ、見た目は、ブルゴーニュの赤ワインで有名なブドウ「ピノ・ノワール」を、灰色にしたようなカンジなんだそうであります。で、グリとは「灰色」の意味でして、あのハイイログマの「グリズリー」と関係あるのかどうかは謎であります。んで、この「ピノ・グリ」ですが、その昔は「トケイ・ピノ・グリ」と呼んでいたモノなんですが、いつの間にか「トケイ」が外されていまして、何でかな?と思ってググってみたら・・・・・・・・・--------------------------------ピノ・グリは1565年頃、トルコ軍との戦いでオーストリア軍に従軍していたラザール・ド・シュヴァンディ男爵が、ハンガリーのトカイ村から持ち込んだという有名な伝説があります。当時、大変評価の高かった「トカイ」を自分でも作ろうとしたのだそうですが、その後のブドウ研究によると、実は持ち込んだピノ・グリは「トカイ」のソレではなく、ブルゴーニュが原産の、違うピノ・グリだったんじゃないか、という事で、当時「Grauer Tokayer」という名前で持ち込まれたこの品種が、1870年以降は名称の変遷の歴史を辿り、トケイ・グリ、トケイ・ダルザス、トケイ・ピノ・グリなどと相次いで呼ばれ、そして2007年4月1日からは、ピノ・グリと呼ばれることとなったそうです。 うにゃうにゃ。---------------------------------・・・だそうですよ。なるほどねー。そんなこんなで、アルザストップの造り手のマルちゃんが造る「ピノ・グリ ’12」、バリバリの自然派(BIO)のブドウを原料に、驚くほど香り高いワインになってまして、アプリコットやハシバミ、レモン、熟した果実の強いブーケとアロマ、美しい酸により繊細さと上品さを感じられる、香り豊かでコクのある、ワンランク上の辛口白ワインなのであります。当店ではサービス価格の一杯950円(税別)と、そらまあお安くはありませんが、かなり原価掛けてます。これがお江戸だったら一杯2,000円以上はするかと~・・・・そんなわけで、お客様の御来店、お待ちしております。-----------------------------------------------------------------------------------ワインバー&ビストロ「ボナペティ!」住 所 静岡市葵区紺屋町6ー4 柴田ビル2FT E L 054ー221ー8863営業時間 PM5:00~PM11:30 (ラストオーダーPM 11:00、休・祝日営業の場合は基本PM10時閉店)定 休 日 日曜日(日月連休の場合は日月連休どすえ)店内全席完全禁煙!!1グループ4名様まででお願い致します。小さなお店ですので、強い香水等はご遠慮下さい。フェイスブックやってます。良かったらコチラも見てねー。Facebook:https://www.facebook.com/bonappetitwine/ ウチの奥さんが毎日奮闘中!