カテゴリ:読書2024
「かくかくしかじか四角に生きて…」というコピーがあったかどうか?要するに自分の意見なり、思考なりが正しくて(実際そうである場合もあるが、思い込んでる場合もある)それを言わずにおれない、主張せずにはいられない、という資質のひとはひととぶつかりやすい。 思い当たるひともいるかも知れないが(笑)、わたしのことである。むかしは内弁慶のところもあり、他に向かっては抑えていたように思う(思うだけだが)、しかし、身内には言い募って、相当ぎゅうぎゅうやってたらしい。一番の被害者は夫、次に母親。 それが正論だとしても通る世の中ではない。世の中に出れば幼児でも会得する。幼稚園児がうまくみんなと遊べるようになるのが、成長したといわれる所以はそう。たまには出来ない子もいろいろあるけど…。 実は次期アメリカ大統領オバマ氏が現大統領ブッシュ氏や存命の元大統領たちと、昼食会をしたというニュースを見て、一瞬「おや」と思う。チェンジするひとがなにも旧に敬意を表さなくてもいいではないかと。むしろおもねってるいやらしさかなーと。 おもねっているかどうかはわからないが、交代したとはいっても一国の大統領をやった人々だ、お年寄りを立てて挨拶する度量あるいはゆるさが人間関係にはいい。現や元の大統領たちも悪い気持ちではないだろう。 ちょっと「うーむ」と思った。もちろんだれかのアドバイスかもしれない、でも決断は本人、それがしたたかさ、もとい天才的なのだろうと思う。 四角四面にダメなものはダメと決め付けないで、ゆるく考えられるようになると、そのやりとげたいことは、完成に一歩近づいた事になると思う。(もちろん、大統領になってのお手並みはわからないけれども) 世の中、突き進むだけではうまくいかない。しかし、わかっちゃいるけど、なんであんたはそうゆるいの「こう、こうでしょ!」と決め付けてしまう家庭内暴言がなかなかおさまらない、わたし。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書2024] カテゴリの最新記事
|
|