カテゴリ:夢有無有
「思考と直覚」時間と霊魂111
「重力子」が空間を創造したとすれば、「重力子」は空間を一瞬にして消滅させ得る筈です。天才にして車椅子の英国の理論物理学者スティーブン・ホーキングは、ヒッグス粒子の研究が進むことで、時空の完全なる崩壊というシナリオの引き金を生んでしまうのではないかと危ぶんでいます。粒子に膨大なエネルギーを与えるこの実験が、この宇宙を飲みこんでしまうほどの「壊滅的な真空の崩壊」を引き起こすかもしれないというのです。ビッグ・バンどころか大宇宙の創生因に人類が踏み込むことで、人間が信教的には神の腕(かいな)を掴みます。人類が神の領域に入り込んでしまっても世界は大丈夫かどうかは保証の限りではないのです。スティーブン・ホーキングはヒッグス粒子を人類が創生した時には大宇宙が一瞬にして消え去ることを予言します。人類が神の領域に入り込んでしまうことこそが願望である筈ですが、聖書に見る如く「バビロンの塔」を持ち出すまでもなく人類が「審判」に下される可能性さえある程に「重力子」は其の無限の力を秘めています。 哲学・思想 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年02月14日 07時06分52秒
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