「可住地面積」という概念
2015年の国勢調査によると、日本の都道府県を総面積順に並べると、このような順番になります。1位 北海道 83,424平方キロ(北方領土含む)2位 岩手県 15,275平方キロ3位 福島県 13,784平方キロ4位 長野県 13,562平方キロ5位 新潟県 12,584平方キロ6位 秋田県 11,638平方キロ7位 岐阜県 10,621平方キロ8位 青森県 9,646平方キロ9位 山形県 9,323平方キロ10位 鹿児島県 9,187平方キロところが、面積には、総面積から林野面積と主要湖沼面積を差し引いて算出される(つまり、居住地に転用可能な既に開発された面積という)可住地面積という概念もあって、これが広い順番に都道府県を列挙すると、総面積順とは少し違った顔ぶれが上位に並びます。1位 北海道 22,373平方キロ(北方領土含む)2位 新潟県 4,535平方キロ3位 福島県 4,217平方キロ4位 茨城県 3,975平方キロ5位 岩手県 3,714平方キロ6位 千葉県 3,554平方キロ7位 鹿児島県 3,313平方キロ8位 青森県 3,230平方キロ9位 長野県 3,226平方キロ10位 秋田県 3,204平方キロ上位10都道府県から岐阜、山形両県が抜け、代わりに入ったのが茨城、千葉の両県。総面積だと茨城県は6,097平方キロ(24位)で千葉県は5,158平方キロ(28位)に過ぎませんから、山岳、森林の多寡によって順位が大幅に入れ替わる印象ですね。あと、各都道府県の可住地面積や人口密度を確認すると、我々が抱いている各都道府県のイメージに近い数値だなぁ…と思ったりもします。私が住む福島県は確かに広い県ですが、正直茨城県と比較して2倍以上の面積があるという実感は湧かなかったんですよね。可住地面積を見て、腑に落ちた感がありました。カラー下敷 日本地図[A4]東京カートグラフィック 1754-PSMJ【ネコポス可】学び 知育