2021年度の数値は如何に?
先日JR東日本のローカル線の収支状況が公開されましたが、考えてみればこれ、2019、2020の両年度のものだったんですよね。2021年度の収支状況は、現時点で未公開です。同様に、例年JR東日本で公開している「各駅の乗車人員」「路線別ご利用状況」も、2021年度の数字は未公開のまま。例年だと株主総会が終わる6月末~7月初旬に公開していたはずなんですけどね。つまりJR東日本には、ローカル線問題に関わるステークホルダーに対する「二の矢」がある状態。ここでまた新たな展開が見られるんじゃないか…という気がしなくもないんですよね。想定されるのが、「2021年度において輸送密度2,000人未満の線区の収支状況」の公開。先日公開された収支状況は「2019年度において輸送密度2,000人未満の線区の収支状況」であって、その後に輸送密度2,000人を割り込んでしまった線区も実は結構あるんですね。とりあえず、2020年度に新たに輸送密度2,000人を割り込んだ線区を紹介すると、下記の通り。仙山線 愛子~羽前千歳間 1,917(2019年度は3,374)吾妻線 渋川~長野原草津口間 1,891(2019年度は2,803)磐越東線 小野新町~郡山間 1,835(2019年度は2,242)羽越本線 羽後本荘~秋田間 1,769(2019年度は2,339)八高線 高麗川~倉賀野間 1,672(2019年度は2,994)磐越西線 郡山~会津若松間 1,638(2019年度は2,904)上越線 越後湯沢~六日町間 1,610(2019年度は2,879)常磐線 いわき~原ノ町間 1,286(2019年度は一部区間不通のため未公開)羽越本線 鶴岡~酒田間 1,245(2019年度は2,109)また、2020年度は辛うじて輸送密度が2,000人を超えましたが2021年度に2,000人を割り込む可能性がある線区も、これだけあります。中央本線 岡谷~辰野間 2,499(2019年度は3,021)弥彦線 吉田~東三条間 2,436(2019年度は2,927)成田線 佐原~松岸間 2,343(2019年度は3,048)信越本線 犀潟~長岡間 2,326(2019年度は3,418)水郡線 上菅谷~常陸太田間 2,184(2019年度は2,540)奥羽本線 追分~東能代間 2,152(2019年度は2,916) 東北本線 小牛田~一ノ関間 2,050(2019年度は2,424)八戸線 八戸~鮫間 2,015(2019年度は2,640)上記17線区中11線区がJRの線路分類上「幹線系線区」というのが、ローカル線問題の根深さといえるかもしれません。これらの線区が2021年度も輸送密度が2,000を切っていたのならば、(輸送密度1,000人未満の路線の議論を早期解決させるために)収支状況が公開に踏み切られる可能性はある程度あるのではないかと思われます。【あす楽は365日発送中】折りたたみ傘 傘 超薄型 軽量 晴雨兼用傘 ウォーターフロント ポケフラット53 東京駅折り畳み傘 山手線駅名標傘 JR東日本 おもしろ プレゼント 東京土産 記念品 メンズ レディース キッズ 子供用 雨傘 日傘 親骨53cm waterfront JYTYO-3F53-UH-1T