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カテゴリ:音楽
9月10月怒濤のチェンバロ三昧の中でも特に楽しみにしていた、せんくら初登場、曽根麻矢子さんのコンサート。 朝6:00の高速バスに乗って一路仙台へ向かいます。酒田からは約3時間で仙台駅近くのバス停に到着、そこからは地下鉄で移動です。このコンサートは自由席でチケットは早々に完売という状況、めったに走ることがないkanonですが、これは良い席ゲットのため並ばなければ、と着物にもかかわらず駅構内をダッシュ!電車を降りてもダッシュ!とにかくダーッシュ!で会場入りしました。 わははは、なんと1番のりだったのだ♪ ホール内では一昨年曽根さんのレッスン受講の際お世話になった木村さんが調律中で、その様子をガラスドア越しに眺めながら開場を待ち、希望通り最前列中央の席をゲットしたのでありました。 そしていよいよ曽根さんの登場です。 最初のヘンデルあたりでは、まだ「目覚め」感がありましたが、どんどんと本領発揮、およそ「朝のバロック」というタイトルらしからぬ(?)熱い演奏、いやもう鼻血が出そう&気絶しそうでした! チェンバロ、というと、繊細で優美な楽器から可憐で美しい音がして華やかな装飾音いっぱいの曲で・・・というイメージがあると思うのですが、曽根さんの演奏は骨太というか柱がしっかり立っている感じで、確固たる揺らぎない構築感と推進力があり、かつジャズのライブの様な躍動感と高揚感がすごいのです。 とにかくカッコいい!! 初日の夜のプロにあった曽根さん編曲「ファンタンゴ」が聴けないのは残念だな~と思っていたものの、時間がいっぱいあるので、とアンコールで弾いてくれて超ラッキーでしたし、思いがけず本番前にバッタリお会いしてご挨拶もできたし、終了後「気絶しそうでした!」と申し上げたら「え、ホント?そのまま気絶してくれれば良かったのに~」とナイスなお返しもいただきましたし、もう幸せ! よく「死ぬ前に何を食べたい?」とか「何をしたい?」などの質問がありますが、私はその時が来たら曽根さんのゴルドベルクを聴いて旅立ちたいと思います!! (・・・もしかしたら興奮して蘇るかもしれませんねf^-^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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