ごはんぢから　～武蔵野婦人の厨房から

遊びに行ったら楽しい場所って、人によって違いますよねー。

最近はすっかり武蔵野婦人な私は、生まれも育ちも
根っからの東京中央線人種＞笑。
阿佐ヶ谷、高円寺、西荻といったコアでディープな
エリアからは郊外にはずれまくった場所ですが。

なので、やっぱりこのあたりの無国籍風で、洗練されてない、ディープな感じのところが大好きなんですよぅ。
こういう、「なじみのある場所」「落ち着くところ」っていうのは、生育歴とも関わってると思うけど
ほんと、人それぞれですよね！
でも、やっぱり生まれ育った町がいいなあと思えるようになったのは、つい最近。
それまでは、都心のおしゃれな場所、郊外のマダームな住宅街に住みたい！　と思ったことも数知れず。

でもって、１５年の間に８回も引越ししちゃったんですけど＞笑。
でも、やっと今住んでる場所に落ち着きたい～って思うようになりやした。（えっと、まだ人生何があるかわからんので、これから引越しはまだまだしますけどね！）

そんな最近、いろんな人と話してて、ほおおおと思いました。
飲みに行くなら、中央線沿線や、下北沢吉祥寺、神田や浅草、銀座のはずれ。
なんていうか、地場で住んでる人がいっぱいいる場所が居心地よくて、ついそんな場所にばかり行ってしまうんですが。
でも、「やっぱり行くなら西麻布でしょう」「六本木、乃木坂が落ち着くねえ」といった人、多いんですねえ。
おしゃれなお店、新しいお店、雑誌に出たお店。
あれこれ行脚するのが楽しいという人たち。
あ、でも私にもそんな時代があったけどー。

西麻布のおしゃれなレストランや、こぢゃれた食事どころに行っても、なんかつまんないんですよね、最近。
それより、下北沢の屋台みたいなエスニックとか、荻窪の住宅街の中にある食べ物屋とか。そういうのが落ち着く。
おいしいし、安いし。
やっぱり庶民なのであるなあ、武蔵野婦人。

あ、でもってね。
別居してる夫が引越ししたんだけど。
（一応、まだ”夫”である）。
引越し先が代官山だって。
ふーん。
この年で、この時代で、この時期に。
まだそういう場所に住みたいって人がいたんだああ、と。

住みたい場所、行きたいところ。
何気なく選んでいるようだけど、やっぱりそこに生活の価値観とか、求めているものが出てしまうような気がするー。

つくづく一緒にいないほうがいい組み合わせだったなあと
思った午後でした。
あー、でも代官山住みたいっていう女の人はいっぱいいると思うからー。
がんばってくれよ、夫。
私は武蔵野で暮していくぜい！

ごはんのしたくがあるので、英語はまたあとで！