ごはんぢから　～武蔵野婦人の厨房から

鯛１匹開いたからといって、腕が上がるわけでもなく。

やはり数をこなすのが大切よねーーーー
というわけで。

吉祥寺の魚屋に寄ったら、あれこれ新鮮な魚があったので
「今日のオススメはなあに？」と聞けば
「イサキなんて、脂が乗ってていいよっ！」と。

はあ、イサキっすか。
なんかようわからんが食べてみようっと。

というわけで、イサキ１匹７８０円。
これだけじゃ足りないかも、と思いアジ一匹１５０円。


帰宅して、また息子ちゃんにうろことりをまかせ
さっそくさばくぞー！　とイサキをまな板に。
うーん。
しかし。

タイや青身の魚に比べて、皮がしっかりと厚くて
しかも色が、、、、、。黒いというかグレー。
つまり、きれいじゃないのね。

で、このきれいじゃないごつい魚に出刃を立てて
ぐっさりぐっさりとはらわたを取り出していったのですが。
すんません、今回はちょっと気持ち悪かったです。



ぐへーーーー。

で、今回は脂がよく乗ってるってことで
３枚おろしにしたんですが、たいよりは身が壊れやすく
結構骨に身が残ったままになってしまいましたが
とりあえずどうにかうまくいきました。
鯛の場合は、お腹から骨を通り越して背中まで開いていくんすが
イサキの場合は、まずお腹から中骨までを開き
今度は背中から出刃を入れて、中骨までを開く。
つまり
後ろから前からどうぞ～♪（ふるっ！）というわけで
最後に中骨のところにすっと包丁を通して分解する、ってわけっすね。
でかい魚はこう開くわけですが、背中から入れた包丁が
お腹から入れた包丁とうまく合わない場合は、結構悲劇＞笑。

で、またまた今夜の収穫は。
息子ちゃんがイサキを食べたよー！

いやあ、びっくりだなああ。
鉄火巻きのまぐろしか絶対に食べなかった息子が
タイやイサキのさしみを食うようになるとわ。

それだけでもうれしい武蔵野婦人なのでありました。
あ、あじもうまかったっす。
あじといわしは、前からおろしてるから結構得意かもー。へへへ。