週末に思うこと
昨日は競馬ファンにはたまらない一日でした。天皇賞から香港QE2。キッツくん無念の回避もあり歯がゆい思いでテレビ観戦です。しかも天皇賞の展開は事前に思い描いていたそのもの。オルフェーヴルがレースを慎重に進めるのは火を見るより明らかな状況。他馬はオルフェを気にして、動くに動けないのも自明の理。当然波乱を起こすのは前々で競馬を進められるお馬さんということになるでしょう。今回のオルフェーヴルの一騒動が起きる前から、あの馬を負かすにはあの馬よりも前で出し抜けを食らわす。そう考えていました。阪神大賞典の逸走があってますますキッツくんにチャンス有りと見ていました。しかしスタートラインに立てなければ勝つことはできません。悔しいです。キッツくんに申し訳なくて。また一から出直しますので、応援して下さい。そして香港のクイーンエリザベス2世カップ。ルーラーシップはお見事でしたね。今回は正直言って相手関係はここ数年で最も楽。地元のアンビシャスドラゴンは回避しカリフォルニアメモリーはドバイ後初の地元戦。3歳勢は圧倒的な強さを見せる存在もありません。つまりここを狙い澄まして取りに来た地元勢はいないという状況です。遠征組もそれほど骨っぽい相手でもありませんからね。しかしそうはいっても国際G1を勝つということは並大抵のことではありません。マツリダゴッホさんも似たような状況下で力を出せずに終わってしまいましたからね。その経験者ですからこのレースも見ていて嬉しくもありますが、反面悔しさもあります。自分たちにできなかったことが角居厩舎ならできてしまう。何が違うのか、どこが違うのか。今回はリスポリ騎手のファインプレーもありましたが、お馬さんの事で他の厩舎に負けたくはありません。いつか自分たちも。そう強く感じた日曜日でした。