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イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

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Delizia

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2004/10/05
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カテゴリ:ワタクシ事
パレードが始まるごとに水路が閉鎖されて
なかなかゴンドラに乗るタイミングが掴めない。

次回のゴンドラ運行は5時頃でーす、とのこと。
母親は
「ヴェネチアで乗れなかったから絶対乗る。」
と呟いている...。



話は3年前に遡る。
両親がイタリアに遊びに来て
3人でヴェネチアを旅した時のこと。

母はゴンドラに乗りたがったが
値段を聞いたら70ユーロと言われて
私はやめようよ、と言ってしまったのだ。

母はヴェネチアに行く前、フィレンツェで馬車の周遊も楽しんだ。
ちなみにそれは50ユーロだった。


ディズニーシーで母の呟きを聞いて
「お母さん、もしかして70ユーロ払っても本当はすっごく乗りたかったの?」
と聞くと
「もちろんよ。ヴェネチアのゴンドラはヴェネチアでしか楽しめないもの。なかなか行けないのよ。」
ですって。


ハァ。どうして私は「旅人の母」の気持ちを解ってあげられなかったのだろう。


その時すでにイタリアで生活をしていた私には法外な値段に感じたゴンドラだが
旅人は楽しい思い出のためなら惜しまずお金を払うものだ。


後悔先に立たず...。


さて、私達はディズニーシーのゴンドラに乗り込んだ。
ゴンドリエーレはカッコイイ人がいいね、などと話していたが
乗り込んできた人はジャガイモのような顔のあんちゃんだった。
彼らの挨拶は「チャオ」から始まる。


そして彼はヴェネチア風の橋をくぐりながら歌いだした!
体育会系をかき集めたような船頭バイトくん達に
カンツォーネまでやらせるのかぁっ!


あぁ、母よ、ヴェネチアのゴンドラに乗っていたら
もう少しステキなゴンドリエーレが
もう少しステキな歌声でカンツォーネのサービスをしてくれたかもね。


本当にごめんよ。


必ずや第2回イタリア旅行を決行し
その暁にはゴンドラは私が奢るよ。


しかし、夕暮れ時のディズニーシーのゴンドラも
私達はそれなりに楽しんだ。
空は薄いオレンジ色に染まり
そこに広がる街並みは、イタリアそのものだった。

ジャガイモも、みんなを笑わせるため頑張った。


スタッフひとりひとりが最高のおもてなしをしてくれて
お客さんみんなが満足顔で笑っているディズニーリゾート。

このサービスのレベルってすごいよなぁと
感心するとともに、また虜になってしまった。























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Last updated  2004/10/05 08:10:12 AM
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 Delizia@ Re[1]:モロッコの掟~産後編~(07/25) くんみさん はじめまして。ご訪問あり…
 くんみ@ Re:モロッコの掟~産後編~(07/25) レモンの塩漬けのレシピを探していた通り…
 Delizia@ Re:おひさしぶりです(07/18) bunさん >しばらく覗いてない間に、お二…
 bun@ おひさしぶりです しばらく覗いてない間に、お二人目を産ま…
 Delizia@ Re[1]:私の大好物。(07/18) 夏の大空さん >だんなさまの作で暮れる…

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