昨日は、街中をブラブラとほっつき歩いて、住宅街をほっつき歩いて、海沿いをほっつき歩いて約4時間の叙情的世界であった筈はないが、汗はびょうびゅう噴出し、偶然、高校の同級生の実家にぶち当たり(というかこの辺にあったよなと思い出してそちら方面に歩いてみたり)して、買い物も、確か、えーっと、あ、何も買ってなかった、何ていいながら、食堂で飯は食ったし、DVDは借りたのだが、結局、一日、一言も喋らない日であった。急に気が付いた。メール等のやりとりやインターネットもあり、外にも4時間も出たというのに、音声を発していないのに、疎外感も孤独感もない。
何か、そんな時代なのかなあと思った。
そういえば、家の電話もファックス用にあるようなもので、電話がなっても大抵勧誘なので出ない。本当に用事があれば2回目かけてくるだろうが、そういう時は仕方ないので出ることにしている。電話は相手の都合考えずにかけたりかかってきたりするから、なかなか失礼なものだ。しかし、全くかかってこなかったら寂しいものなのかも知れない。
ところで、電話って何回ぐらいコールするものなのだろう。今では、大抵留守電になっておるので、一概に言えないが、いろんな国にいけば、これでもか誰か出るまでがんばってやる、というぐらいずっとかかっている場合がある。
バンコクのカオさんロードのかの有名な(何で有名か知ってる人アデック)VSクリニックゲストハウスに泊まった時に、ナゼかしらドミトリー部屋に電話があった。その電話が鳴った。しかし従業員は一向にくる気配はない。うるさいなあと思っていたが、5分ぐらい鳴り続けて、もういい加減にしろと電話に出た。
「○○いる?」そんなの知らないよ。
「ガーナ人だよ、ガーナ人」それ宿泊客にいたぞ、それも数人、明日一緒に訳の分からん映画に出演しようと声をかけられてるんだ私。
その映画は、バンコクの公園で、黒人白人東洋人男女が手を取り合って、人類皆ちょぼちょぼやという映画のワンシーンだ。よく分からなかった。
ところで何を話したいか分からなくなってきたので、今日はこの辺で勘弁しとく。
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