|
テーマ:小学生ママの日記(28574)
カテゴリ:軽度発達障害
事故などによって、頭の前方部分を強く打って、
高次脳機能障害の診断を受けた方がいます。 その方々の症状は、前頭葉症状が出ています。 その一つに、 すぐに他人を頼るようなそぶりをしたり、子供っぽくなったりします。 我慢ができなくて、何でも制限ないような風に欲しがります。 例えば好きなものをどれだけでも食べたり、飲んだりします。 場違いの場面で怒ったり、笑ったりします。 一つのものごとにこだわって、容易に変えられなくなります。いつまでも同じことを続ける。(固執性) 自分では何もしようとはしないで、他人に言われないと物事ができない(意欲喪失)。 これらは、高次脳機能障害では「社会的行動障害」とされています。 また、 行き当たりばったりの行動をしたり、逆に指示がないと動けないようになります。 目標を決め、計画し、実施するといった一連の作業が困難になります。 「遂行機能障害」と言われます。 さらに、 気が散りやすかったり、ひとつのことに集中することが難しかったり、また、疲れやすく、長い時間作業につくことができないようになります。 これは「注意障害」といわれます。 このような高次脳機能障害は、前頭葉機能の障害です。 これらを見てみますと、軽度発達障害の子と似ていることが多いと思いませんか? このような症状がでるのは、子どもの頃からの社会生活の中で、 身体を動かし、体験することが少ないことによる前頭葉の鍛え方が少ないことによるものです。 これは、現在の社会生活の中では意識的に前頭葉を鍛えることをしなければ どうしても前頭葉の発達不十分な状態となってしまうのです。 お母さんの育て方が悪いという状況ではないのです。 高度に発展した社会で共通に見られることなのです。 こんなところから、私は軽度発達障害は、 脳に器質的な障害がある病気でなく、 前頭葉の発達不十分な社会病(文明病)であると言うのです。 前頭葉を鍛えれば容易に回復するのです。 <こころ> 人気ブログランキングに参加しています。 クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[軽度発達障害] カテゴリの最新記事
|