〇生めかぶは茹ですぎに注意しましょう
流水でよく洗った生めかぶを熱湯に入れます。生めかぶには茎の部分とヒラヒラした部分があるのでそれらを分けるように切り離します。
そして、茎の部分は堅いので少し時間をかけるために、先に茎をお湯に入れます。茎を入れてから
10秒ほど経ったら、ヒラヒラした部分を追加して入れます。
そして、それからまた10秒ほど経ったら、鮮やかな緑色になりますので、熱湯から引き上げ、冷水で冷やします。冷水で冷やすのは、熱が残ったままだと鮮やかな緑色が変色してくるからです。
茹でる時間は二つの工程で20秒程度にし、いくら長くても1分は超えないように気をつけましょう。
茹で上がっためかぶは冷水で軽く洗います。強く洗いすぎたり、長く冷水に漬けておくと粘り気が少なくなってきます。
生めかぶを茹でる際にもう一つ注意しなければならないのは、あまり細かくカットしないと言うことです。細かくカットすると、茹でている間にメカブのエキスとも言えるうま味が溶けだしてしまう恐れがあるからです。
〇乾燥メカブは熱湯で戻しましょう
乾燥めかぶは軽くて保存がきくため、常備用として便利な食材です。
戻し方はいたって簡単。まず、食べるのに適当な量の乾燥めかぶを、どんぶりなどの器に入れて、めかぶが浸る程度に熱湯を注ぎこみ、10分位そのままにして漬けておきます。
乾燥めかぶを戻す場合、熱湯でないと独特のねばりと色が出ないということだけは知っておきましょう。
お湯を切ったあとは、冷水に2分ほど浸し、水を切ってから、酢の物やお吸い物などに入れたり、うどんの上に載せてとろろうどん風にしたりといろいろな形で使えます。
〇めかぶのいろいろな食べ方
ポン酢か三杯酢で食べるか、サラダに使うか、粘り気のある他の食材(納豆など)と混ぜたり、みそ汁の具にしたりしてぬるぬるした独特の食感を楽しんでください。
一番シンプルな食べ方は、「醬油をたらして食べる」のではないかと思いますが、これに少し味をつけて、醤油の代わりに麵つゆを使うと、かつおだしなどの効果により、味が深まります。
さらに豊かな味にするためにオリーブオイルを加えると、その香ばしい香りとオイルの効果でより口当たりが滑らかになりますよ。オリーブオイルは便秘解消によいと言われますが、これはオリーブオイルに含まれるオレイン酸という不飽和脂肪酸が腸の蠕動運動を促進するからという説もあります。めかぶにはアルギン酸やフコイダンなどの水溶性食物繊維が豊富に含まれているので、めかぶとオリーブオイルの組み合わせは、便秘解消にも最適と言えます。
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