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みんなが幸せになるために・・・・

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2006.07.01
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王子が5才になるちょっと前のこと。ちょうど保育園で
おたふく風邪が大流行した。


予防接種を受けそびれていたので、うつるかもな~と思っていたが、症状が出ないので、ラッキーかなと思っていた。


しかし、それは大きな間違いであった

ある日、右の耳に糸が詰まっているのを発見。

聞けば、お昼寝用のバスタオルの糸がほつれていて、遊んでいて耳に入れてしまったという。

しょうがないな~と思いながら、綿棒で取り出した。

それから何日かして、

また右耳の中に糸が詰まっているのを発見。

今度は綿棒ではなかなかとれず、耳鼻科につれていく破目になった。

「なんで糸を詰めるのよ。」と聞くと、

「・・・・」

理由を言おうとしない王子。

ひょっとして左耳の聞こえが悪いのではないか、と疑い、耳鼻科で調べてもらおうと思った。

最初にいった耳鼻科では糸をとってもらい、左耳の聞こえが悪いかもしれません、と告げ、検査を依頼した。しかし、このときの耳鼻科医は聴力検査はせず、レントゲンを取って「慢性の副鼻腔炎があり、そのせいで聞こえが悪いのかも」ということであった。

今思えば、このとき検査をしていれば、早く発見できて、ステロイド治療などの治療がまだ効いたかもしれない。

それから王子の左耳の聞こえが悪いのではないか、という疑いはますます強くなり、数日後に別の耳鼻科に行ってみた。


そこで聴力検査をしてもらい、驚くべきことが判明した。

「お子さんの左耳はほとんど聴力がありません。」

!!

このときのショック、言葉ではいいあらわせない。

「おたふく風邪にかかったことはありませんか?」

「今、保育園で流行ってます・・・本人はかかってはいないみたいです。」

「では、おたふく風邪の抗体価を測ってみましょう。そして聴力は大学でもっと詳しく検査しましょう。」

といわれ、頭まっしろになった・・・

おたふく風邪には不顕性感染といって、耳下腺が腫れないケースが30%ほどあるという。大多数は症状がでないまま抗体価のみが上昇し、そのままおたふく風邪に対する免疫を獲得する、ラッキーなパターンなのだ。

しかし、王子の場合、不顕性感染で合併症のみが残ってしまった。しかもこの合併症、非常に難治であるとのこと。こんなこともあるんだ、と初めて知った。

夫も、両親も、義両親も、保育園の先生も、みんなびっくり

紹介状を持って、大学病院へむかった。

・・・・つづく

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最終更新日  2006.07.01 16:42:55
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