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カテゴリ:スズムシ
(8月27日から)スズムシには、英語がわからない。しかし、先生たち(60名)が楽しんでディベートをしている波動は、正確にキャッチしていたのだ。
私との公演はメロディー(音楽による物語)を書くことから始まる。そのメモを楽譜と呼ぶ。最初は、私がソロで歌う。しかし、後半は、私はソクラテス対話でタクトを振る。教え込むのではなく、受講者から音楽を引き出す(lead off=教育の原点)のだ。 ソクラテスはそれを産婆術と呼ぶ。教えず、赤ちゃんをdeliverする。Delivery(スピーチ)とは伝達のことだが、それは相手から可能性を引き出すことだ。 「ソクラテス対話」とは師と弟のレガート(気の流れ)を意図したものだ。私個人が目立てば、それは私のエゴであり、discordだ。両者の間に「流れるもの」―― それがmusicである。それを判断するのに、審査員は要らない。その評価も数量化できるものではない。(つづく)
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最終更新日
2009年08月28日 09時36分34秒
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