テーマ:社交ダンス(8383)
カテゴリ:ワンポイントレッスン
最近の体重計には地域指定があるんだそうです。
知りませんでした。 ダンスで回転系の踊りすると遠心力がかかるじゃないですか。 この力って重さ(m)や回転スピード(ω:角速度)や回転半径(R)が増えるほど大きくなるんです。 F = mRω^2 つまりコネクションの悪い太ったカップルは、コネクションのいいスリムなカップルよりたくさん遠心力がかかって、速く回ろうとするとますます踊りがガタガタになるってわけです。 分かりやすいですね~。 地球も回ってるんで遠心力が働いてます。 地球の回転するスピードはどこでも1日1回転で一緒ですが、回転半径が赤道に近くなるほど大きくなるので遠心力も大きくなって行くんですね。 この力は引力を弱める方向に働いてますから、同じ人が北極で体重計るより、赤道で計った方が軽いってこと。 どのくらい違うのかって言うと、北海道で体重50キロの人が同じ体重計で沖縄で計ると80グラムくらい軽くなるそうです。 どうりで沖縄の大会では踊りが軽くなった気がしてたんですよ。(絶対気のせい) 回転半径が大きくなると言う意味では高い山なんかに登ってもそうなる訳ですから、標高の高いところで開催される競技会では少しは体重も軽く感じるんでしょうね。 日本は南北に長いし高低差もありますから、地域によって重さに差が出るのは困るということになったみたいです。 たとえば1円玉は1グラムとは限らないってことになりますからね。 それで計量法(昭和26年施行,平成5年改正)と言う法律で、日本をいくつかの地域に分類してその地域用の体重計を作ることになったんですって。 体重計だけじゃなく、料理用の秤なんかも違うんだそうです。 最近では地域別調整ボタンみたいのがついてる秤もあるとのこと。 『北海道に来たらなんか身体重いなあ。』 というのも、実は遠心力のせいかも。(おいしいもの食べすぎ?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ワンポイントレッスン] カテゴリの最新記事
|
|