テーマ:社交ダンス(8341)
カテゴリ:アニメのはなし
まだ忍界大戦が始まる前、忍びの里同士が敵対し合っていた頃に話が戻ります。
火の国、水の国、雷の国、風の国、土の国の五大国とそのはざまで生きる小国の間で、それぞれの国の忍者たちによる小競り合いが絶えませんでした。 ナルトは自来也とともに修行の旅に出ていて、サスケは火の国から離脱し大蛇丸の元に、サクラは火影となった綱手を師匠と仰いで医療忍術を学んでいます。 そんな中、火の国と風の国の共同開催で2年ぶりに中忍試験を行うことになりました。 これは NARUTO 疾風伝(忍界大戦・うちはオビト) から続く、疾風伝394話 - 413話(総和数614-633)までのお話です。 忍者にはランクがあって、下忍、中忍、上忍と上がるにつれて難しい任務を与えられるようになっています。 昇級試験は国を跨いで受験者が参集するので反乱の火種となりうるイベントです。 2年前、火の国で開催された中忍試験は大蛇丸の陰謀によって中断され大変な騒動へと発展しました。 影というのは忍者の里の長のことで、火の国の長は火影(ほかげ)風の国の長は風影と呼ばれます。 新しく風影となったガーラは、この就任を快く思わないものたちをあぶり出す目的も兼ねて風の国での開催を提案します。 火の国は2年前の失態の埋め合わせとして1次の筆記試験は火の国で行うと主張し、共同開催ということで同意しました。 前回の筆記試験も忍者ならではでしたが、今回も面白かったですよ。 火の国の天才軍師シカマルが問題を作成しました。 この試験は3人1組で申し込むんです。 それぞれが別々の部屋で意思疎通が出来ない中、3人合わせて100点となることを要求されます。 さて、皆さんならどうやって別の部屋にいる仲間に指示を飛ばすか。 ここで火の国のネジがリーダーシップを発揮します。 2次試験は風の国にある砂漠で72時間のサバイバルテストでした。 砂の国からの受験者シラは、生まれつき忍術が使えず辛い幼少時代を過ごした苦労人です。 砂の国では忍術の素養がないと学校にも行かせてもらえません。 火の国のロック・リーと同じく人一倍の努力で体術を磨き、ガーラに認められて指南役にまで出世したシラ。 昔、彼を馬鹿にしていてこの出世を妬む輩がたくさんいました。 試験中に悪意を持って妨害されても、屈しない彼はいろんな名言を吐くんです。 『生まれの不幸を嘆いても何の意味もない。その不幸も含めて、人生は一つしかないからな。』 『人がどう思おうと努力し続けることが今の自分にできるベストだと信じているからだ。』 体の修行は心も磨くんですね。 『今の自分は問題じゃない。未来の自分が恥ずかしくなければそれでいい。』 ロック・リーも負けていません。 『努力は時に不可能を可能にする無限の翼となるんです。』 “暁”が人柱力を狙う不穏な空気が漂う中、砂漠でのオアシスのような試験エピソードが散りばめられています。 何があってもくじけないナルトのド根性や仲間を思いやる心に刺激を受けて、みんな試練に臨んでいました。 そして風影ガーラを狙う反乱分子がその牙を剥きます。 ナルトがいない間にも、火の国の仲間たちはそれぞれの修行に励み試験に挑み成長していたんですね。 今回は忍界大戦の箸休めのようなシリーズでしたが、それでもたくさんのドキドキと感動を味わえました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/04/30 12:02:52 PM
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