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つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2009年03月07日
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カテゴリ:アート
syasinn.jpg

今まで何度となく前を通りながら、いつもスルー
していたのだが、今回初めて入館してみた。

歳時記.jpg

今回の展示は、奈良の一年間の祭りなどをひと月
ごとの紹介している。

時節柄、お水取りの写真が多い。入江泰吉は
12人目の練行衆(僧侶)といわれるほど、
朝一番早く二月堂へ行き撮影を始め、だれよりも
遅く帰ったとのことである。

お水取りというと華やかな「おたいまつ」の印象
しかなかったのだが、11人の僧侶たちの2週間に
わたる厳しい「行」の様子が、克明に記録されて
いる。

そのほか、四季折々の奈良の祭りの写真を眺めて
いると、やはり奈良は田舎なのだと思う。(ほのぼ
のとした郷愁を感じるという意味。)昭和30年頃
の奈良も今の奈良もほとんど変わらない。

今回は入江の仏像の写真は展示されてなかったのだが、
エントランスに東大寺戒壇院の「広目天」の
ポスターが貼ってあった。

これは、私がすべての仏像写真の中で最高傑作だと
思っている写真で、そもそもこの写真がきっかけで
仏像ファンになったのである。このライティングの
素晴らしさ。涙が出そうだ。絵葉書からスキャン↓

komokuten.jpg

美術館を出て、今回は新薬師寺をスルーして、
ささやきの小道に向かう。

そういえば、先日行ったもちいどの通りにある
居酒屋のママが生まれて初めて、新薬師寺に行って、
感激したと語っていた。地元の人はお金を払って
まで、お寺には行かないとのこと。そんなもの
なんだろうね。





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最終更新日  2009年03月08日 05時35分22秒
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