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つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2010年01月03日
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カテゴリ:映画
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3Dの映像の美しさは、極めつけ。白いクラゲが漂う
緑深いジャングルのシーンや、大きな鳥に乗って空を
舞うところなど、すばらしい。惑星パンドラの世界観を
表現するのに3Dは大いに力を発揮している。

物語としては、J・キャメロンの新作としての前評判
の割には、平凡に思った。異文化を理解しようとする
主人公の姿は、ダンス・ウィズ・ウルブズのケビン・
コスナーの二番煎じ。命がつながり合うアバターの
世界観や、自然と科学技術との戦いというテーマも
本当によくある話である。風の谷のナウシカを思い出す。

だから後半の戦闘シーンは、イケイケドンドンという
映像で、前半の美しい世界観をダメにしてしまったと
思う。(映像的には、見応えがあり楽しいのだが。)
武力で物事を解決するというのは、やはりアメリカ的な
発想。地球人が負けるのは良心的なのか、あるいは
自虐的なのか。

2時間40分という長さの割には、登場人物の葛藤も
なおざりで、物語が短絡的に進み過ぎである。ただ、
単なる娯楽作品として考えれば、上出来だった。

しかし、最初は気持ち悪いと思っていたナヴィの
ネイティリも最後には美人に見えてしまうのが不思議だ。





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最終更新日  2010年01月03日 15時02分04秒
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