カテゴリ:アート
まったく先入観って恐ろしいものだ。スタジオ・ジブリは 宮崎駿がメインで高畑勲はサブくらいの感覚を持っていた。 今もって恥じ入るばかり。今回の展覧会では、その印象を 払拭し、高畑監督の斬新さをじっくりと味わうことができた。 ジブリの作品をずっと見てきて、もちろん、火垂るの墓などの 傑作には泣かされたが、どうしても重苦しく、宮崎作品の トトロなどの幻想性に惹かれていた。 ホーホケキョとなりのやまだくんにいたっては、なんだあの 雑な絵は・・・と見る気も起きなかった。 ところが、今回の展覧会でこのやまだくんが非常に斬新であり、 かぐや姫の物語につながる実験的な作品であり、 この展覧会のサブタイトルである「日本のアニメーションに 遺された」貴重な作品だということを目の当たりに感じた。 初期の東映マンガまつりのホルスの大冒険を見た記憶は残念 ながら無いのだが、当時サイボーグ009が大好きで、マンガ まつりは、親に必ず連れて行ってもらったので、ひょっとしたら、 リアルタイムで見ているかもしれない。 ハイジは、これはもう日曜の夜のマンガの鉄板の番組だった。 最近、塾か何かのCMで目にするが、こちらは懐かしさを感じる反面、 ちょっとがっかり感もある。 さっそく、となりのやまだくんとかぐや姫の物語のDVDを借りてきて じっくりと鑑賞した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月02日 18時45分12秒
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