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カテゴリ:アート(2010年12月以前)
あいちトリエンナーレ2010が開幕して間もない頃、名城公園・南遊園で開催されました木村崇人の「星のこもれ陽プロジェクト 星の回廊」を見損なってしまいました。 教室の受講生の方が行かれたそうで、「とっても楽しかったですよ。」とその時の様子を話して下さいました。ますます、行きたかった思いが募ってしまいました。
ガイドツアーボランティアで芸文にいました時、ボランティアの方が「~で、星が見れて・・・」と話しているのが聞こえてきました。「えっ 何々」と知らない方なのに、話しに入ってしまいました。 名城公園・南遊園で行われたことが見れる会場がある、と教えてくださいましたのが「中央広小路ビル」です。
「星の回廊」が開催されてました頃、名古屋市美術館のボランティアでギャラリートークをさせていただきました方は、静岡からトリエンナーレが目的でお越しくださいました。 美大生で、将来はアーティトを目指していらっしゃる女性でした。私もトリエンナーレのボランティアをしていましたから話に花が咲き、ピップ&ポップの作品が良かったとパンフレットを見せてくださいました。 トリエンナーレの開催当初でしたので、まだ作品が分からないころでしたが、「ポップな雰囲気で、この方にお似合いだな~。」と思いました。この作品も「中央広小路ビル」にありました。
長者町アートマップに「中央広小路ビル」は載っていますが、ここも行きそびれていましたから、友人を案内します時に、是非行こうとルートに入れました。 マップには載っていますが、距離としては伏見より栄の方が近いかもしれません。それで、いつも行き損なっていたようです。 長者町で会場案内で立っていました女性スタッフが、次は「中央広小路ビル担当」と話してくれましたので、「着きました~」と再会の挨拶をして入っていきました。
2階が3つの部屋に分けられていまして、入り口近くが「アーヒム・シュティーアマン&ローランド・ラウシュマイアー」の作品で、パソコンの処理装置を擬人化してあります。私は、笑い処にワンテンポ遅れてしまいましたが、男性の方は爆笑しでした。
次が「ピップ&ポップの部屋」でした。本当に「ピップ&ポップの部屋」と名づけてしまいたくなるくらい「部屋全体がカワイイ」としか言いようがありません。 砂糖と顔料を混ぜた砂状のもので作られた立体が、ところ狭しと部屋中に散りばめられていました。そこに飾られています人形や日用品などは、どれもアクセサリーくらいでサイズもカワイイです。 女性の皆さん、本当に幸せそうなお顔です。 会場にいらっしゃった背広姿の男性スタッフに、「女性が多いですか」とお伺いしましたら、「滞在時間が長いのは『圧倒的に若い女性』です」と、「砂糖を固めたと言ったら、僕は『落雁』ですね。」と苦笑いでした。
隣が木村崇人の会場です。中に入りますと「小さな部屋」が作ってあり、「小さなちゃぶ台」が見えます。隣のイメージの続きで「ままごと」を想像してしまいました。 小さな部屋に入って、説明書を読み、その通りにしますと「わ~っ」と、つい歓声を上げてしまいます。それを聞きつけて覗き込んだ方も、説明書に従って「え~っ」と喜んでしまいます。 部屋の真ん中に「ライトが1つ」着いていまして、その下で「影を作ります」と、すき間から「もれる明かりが全部星形」になります。 「両手を重ねて指のすき間」から始まり、部屋に備え付けの「葉の付いた小枝」「麦わら帽子」など、全部もれる明かりが星形です。
三日月形の日蝕の時、地面にもれる明かりが全部「三日月形」になったそうで、会場スタッフの男性が、自ら検索した携帯サイトを見せてくださいました。 部屋の中についています「灯り」を見ますと「星型一つ」が回っています。じっくり見ますと、ちゃぶ台のこもれ陽も星形が回っていました。
会場を出た友人曰く、「この会場のスタッフは良いわね。誰でも、『わっ~』って歓声を上げるから。」
あいちトリエンナーレ2010 お越し下さいました皆さん、そして一緒に活動できました皆さん、ありがとうございました。3年後、きっとお会いしましょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月01日 09時30分49秒
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