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カテゴリ:2011年3月~7月
イリノイ大学のEd Diener名誉教授(心理学)らの研究チームは ヒトを対象に行われた長期コホート研究 動物実験に関する160以上の研究などを 評価結果を米医学誌「Applied Psychology(応用心理学)」に発表
例えば ・約5000人以上の大学生を対象に40年間以上追跡して行われた研究 悲観的な人ほど同世代の人に比べ死亡率が高くなった。
・成年初期~高年期、カトリック系修道女180人を対象にした長期研究 参加者に20代の初めに自叙伝を書いてもらった。 楽観的な内容を書いた人は、悲観的な内容を書いた人に比べ 長寿で、若々しさを保っている傾向がみられた。
・ストレスレベルを変えた動物実験研究 ストレスの多い動物ほど、心臓病の発症が増え、免疫系も低下 広い空間で飼われている動物よりも短命であることが分かった。
ヒトを対象とした実験 ・ポジティブな環境にいるとストレスに関連するホルモンが減り 免疫機能が向上し、運動後に心臓の状態がすみやかに回復した。
・既婚者の生活状況を調べた他の研究 葛藤や敵意が多いと創傷の治癒が遅れたり免疫反応が低下。
Ed Diener名誉教授、いわく 「発症や治療に影響する要因は幸福感のみではない。 しかし、生活を楽しもうという積極的な気持ちが 健康や長寿、肥満の低下などに寄与することを示した エビデンスがある」 エビデンス=臨床試験などの研究データ
効果ありといわれる「4つ」の生活習慣病改善策 (1)「肥満を予防する」 (2)「過食を避ける」 (3)「喫煙しない」 (4)「運動をする」 これに (5)「慢性的な怒りや憂鬱になることを避けて明るい気持ちでいること」 を付け加えるべきだと、Ed Diener名誉教授は述べている。 幸福を感じやすい人ほど長寿で健康的 4つの生活習慣プラスワン
私は自分の体験と、仕事の経験から、Ed Diener名誉教授の 仰るとおりと思います。
自分の体調不良から始めた自力整体で、とても元気になりました。 しかし、仕事をしていく間に 「体と心を分けて考えるのは無理なのでは?」と思い セラピストとしての勉強を始め、心理学も専攻しています。
自分を取り巻く環境を変えられない事がほとんどですが 【無理なく】明るい気持ちに持っていくことはできます。 それにより、自然と「禁煙」「食べ過ぎない→肥満予防」になります。 じぶんに目覚める 4つのメンタルセラピー
また「仕事が忙しくて運動なんて・・・。」と思われる方は 生活の中に運動を組み込む【仕組み】を作ることで 自然と運動をしてしまいます。
それによる体と心の心地良い変化に気づきますと 自然と積極的に取り組むようになって行きます。
無意識に「あ~めんどくさい」「いやだな~」、でも 意識的に「やらなくちゃ!!」 という状況から始めても長続きしませんし、余計にストレスになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月28日 00時48分13秒
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